あかり姉さんのパート先にバリバリのオタク君がいるらしく、話題があまりに偏っていることから社内からもつまみ者にされている……という話(つーか愚痴)をよく聞くのですが、よくよく聞いていると自分にも心当たりがある気がしてきて、まざまざと彼氏/彼女ができるできないは紙一重ということを痛感した船木屋です。
口伝えなので実際はどんな人かは知りませんが、相手の趣味なども知らず同僚に「マルチ萌え~」なんて言っているのだったらそれこそどうしようもないと思いますが、相手のオタク度に合わせて調節ができるのであればまだ救いはあるのですが、仕事で同じチームになったその日から何気ない話として「冬のとあるイベントで並んで寒かった話」を持ち出すあたり、限りなく前者の気がします。
わかる人にはコミケのことだとわかりますが、大多数はわかりません。
相手を探るときに観測気球のような形で軽く趣味の話題を振ることは自分でも多いですが、「冬のイベント」「並んだ」というあたりで既にイエローゾーン。ちょっと暴投してます
さらには「暖をとるためにカセットコンロ持参で鍋を作った」という話まで発展。こりゃあダメだ

パート先の誰もが彼を遠ざける中、不覚にも「冬のイベント」「鍋」というキーワードから連想できてしまったあかり姉さん。当然おいらの影響をモロに受けているからですが、つい反応してしまってそれ以来ことあるごとに話し相手にされてしまっているそうでして。

聞いた話、その彼は自慢話が好きらしく、いろいろと自慢橋を聞かせてくるそうですが、むしろカウンターをかますあかり姉さん。「一緒に会場前に並ばないか?」の誘いに「チケットがあるからイヤ」という断り方はさすがのおいらでも言えない。さすがのおいらでもそんな事言われたら泣きます。
オタク系、と呼ばれるジャンルが全くダメだったあかり姉さんが、数年で同等に渡り合える状態になってしまった。それはそれで嬉しい話だけど。

会話のボキャブラリーを増やすことで、いろいろな人と会話できる機会が増えてくる。
もしかしたらもてる、もてない、そして人に好かれる、嫌われるの基準はその人の趣味に合った話題をいかに合わせられるか、という部分なのじゃないかなと思ってしまう、今日この頃でありました。

……それにしてもあかり姉さんはどこまで話しているんだろう。もしも「M鍋」や「甘口小倉抹茶スパ」などの話題を振っていたら特定されそうです。


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