ブルマーの社会史

ブルマーの社会史」。
4月ぐらいに出ていた本なのですが、内容は大して面白くないものと思いスルーしていました。
最近、読売新聞の紙面にて「書評」が載ったとかで話題になっていたので購入してみました。

書いてある内容は想定の範囲内ではあったものの、事細かく調べてあり、ブルマーが登場する以前、採用される経緯、進化、そしてスケープゴート化されるまでをきちんと調べてあり、また面白く読める内容でした。

ちょっと昔に話題になった「ブルマー史料集成」という、某綜合警備会社が出したブルマーの歴史本よりも受け入れられやすい内容になっています。
ブルマー好きがブルマーに対する持論を熱っぽく語る本としてのイメージが強かったブルマー史料集成と比べ、より客観的・高次的に見ている内容なのだなという印象を受けます。
それにしても強烈だったのは「富国強兵策の1つとして、ブルマーを普及させてゆくという国の強い意志があった」ということと、「ブルマーは『恥ずかしいもの』というイメージを持たれ、学校から駆逐されることによって、ブルマーが持ち合わせていた性的な側面にお墨付きを与えてしまった」というくだり。
当たり前だったモノが、ある日を境にして「性的な衣服」というレッテルが貼られてしまったということなのだけども、メイド服のように、いつの日か捲土重来を果たしたいモノです…。


ちなみに、この本が原因ではないのですがまたブルマーと体操服を衝動買いしてしまいましたorz

※よみうり書評「ブルマーの社会史」
http://www.yomiuri.co.jp/book/review/20050725bk04.htm


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