あちこちで言われている『mixi』疲れという言葉。
『mixi疲れ』とは上手い言葉を考えたモノだなぁ、とつくづく思います。
たしかに、mixiを使っていると感じることってありますね。
「足跡を踏んで踏み返してくれなかったら嫌われている」だとか、日記を書いても読んでくれない人からは「嫌われている」だとか、相手のログイン時間がなまじ見えてしまうので、いろいろと疑心暗鬼になってしまって、そのスパイラルから人を疑い、その人が嫌いになってしまう…ということは確かにあります。おいらにもあります。

mixiをやっている人には、こんな暗黙のルールもある(となんとなく思っている)ようで。

【ミクシィユーザーに課せられた5つの暗黙のルール】
・マイミクの日記は全て巡回し、定期的にコメントを残さなければならない
・自分の日記にコメントがついたら、必ずレスをつけなければならない
・マイミクのマイミクとは仲良くしなければならない
・オナニー日記をスルーしてはならない
・本当のことを書いてはならない

たしかに、その通り動くことが「mixiで交流している」という気にはなるでしょう。
実際に、ちょっとした日記を書くとすぐに反応して、コメントをくれる人もいました。
が、正直内容は薄いし、脊髄反射で書いているようなコメントが多かったり、本文でちゃんと説明しているにもかかわらず、「○○って××したらいいんですよ?」と薄識教えたがりが出現したりと、正直うっとうしいワケで。
また、著名な同人作家さんにいろいろとマイミクを申請し、マイミクになった人のところにコミケやイベントで毎回挨拶に行って、新刊をタダでもらうためにマイミクになっている、と半ば公言しるような方もいました。(まぁ、言わなくてもそのように利用している人は結構いると思いますが…)

かと言って、イヤな人をマイミクに加えなかったり、マイミクから外しちゃうとそれはそれで問題です。
電子のデータってモノは非常に便利なようで困ったもので、0か1の情報しかない。つまり、「好き」か「嫌い」かのどちらかしか認めないってことです。
日本人が非常に好む「どちらでもない」という曖昧さは、mixiの上では表現しづらいのです。

好きでもないけどあまり関わりたくない、という人がいて、その人からマイミク申請があったとしましょう。そこで、マイミクに加えてしまうと「その人のことが好き」と認めてしまうし、かと言ってマイミク申請を拒否してしまうと「嫌い」と認めることになります。
ウェブサイトの場合だと、「誰が見に来ているかわからない」から、気にする必要性もなかったのだけども、mixiの場合は「足跡」という、ある意味でサイトのアクセス解析よりも怖いものが付いているので、いろいろと考えてしまいます。
実際、mixiで絶縁どころかそれ以上に険悪になった方もいますし、想像や妄想だけで人を憎めるのだと痛感しました。


ちなみにおいらは、上記の「5つの暗黙ルール」、1つを除いて守ってないですね(汗)
「本当のことを書いてはならない」に関しては、このブログやサイトに表現できる程度にとどめていますし、嘘八百書いているワケでもないですし。

こういうウェブサイトで交流していて、気がついたらサイトが移転していたり、相互リンクが外されていた、なんてことは気づきにくいものですが、mixiで交流していると、マイミクを外されたりすると如実にそれがわかってしまい、相手憎しの気持ちになってしまいます。
知らなくてもよい情報が「見える」ようになってしまったことで、いろいろと考えなくてもいい事を考え、mixiに『疲れ』てしまうのでしょう。
自分にとって負荷にならない程度の利用が、一番よいのでしょうが、ついつい張り切ってしまう方も少なくないのでしょうね。
mixiの日記を「友人のみ公開」にすることで、だいぶ落ち着いたような気がします。


おいらも、結構『疲れ』ています。
もしかしたらこのようにブログで書いているほうがいろいろと楽なのかもしれません。
サイトを見に来てくれるような人を大事にすることを、改めて認識しなければいけませんね。

※参考
◆義務化するコミュニケーション
http://www.future-planning.net/x/modules/news/article.php~storyid=1551

◆愛すべきmixiの今後を憂う、ミクシィ中毒者の日記
http://d.hatena.ne.jp/lovecall/20060509/p1

◆コメントの義務化に見る『mixi疲れ』の秘密
http://echoo.yubitoma.or.jp/weblog/h-yamazaki/eid/332577/


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