◇ 掲示板考察学 ◇



 大概のホームページには掲示板というモノが存在する。
 ホームページを見ている方への案内板であり足跡の場でもあり、そして交流の場である。
 そのような掲示板にも傾向というモノは存在する。今回は、それについて持論を展開してみようかな、と思います。

  ◇ はじめに ◇

 ホームページをお持ちで掲示板を持っている方、またはよく遊びに行く掲示板がある方は、一度、その掲示板のことをじっくりと考えて欲しい。ポイントとしては、

 である。ただ、掲示板にもいろいろタイプがあるので、レス機能がない掲示板は、書き込み者のどれだけに対してレスを返しているかがポイントになってくると思います。「>●●さん」などと個別にちゃんとレスを返している方がポイントは高いです。
 それらを思い起こして、次の質問に答えてみてください。

 それらを踏まえた上で、次のグラフを見ていただきたい。





  ◇ 掲示板考察 ◇

比率グラフ

 図で示すと、次の4パターンに分類される。中心のグリーンの部分は、平均的でありさほど問題ないと思うラインである。掲示板はだいたいこの辺りにあれば問題はないと思われる。
 では、順に説明をしてゆくことにする。

  電波系
 よくみられる書き込み:「このHP面白いですね。凄いですね。」

 お客さんが多く、管理人の書き込みがかき消されるほどの書き込みの掲示板がこれ。
 どちらかと言うと管理人もしくはHPが気に入ったので「リンクしてください」って方が多い掲示板のパターン。主として大手サイトさん、著名な作家さんの掲示板などでよく見られる。
 ただ、この手の掲示板は書き込み者が多いため、水面下で喧嘩おっぱじめたり、たまに掲示板で喧嘩したりする傾向があるので注意。また、痛い書き込みも増えるので微妙なところ。
 よく見かけるのが、古参と新参の論争。論争があまりに酷くなると、管理人が掲示板見なくなって歯止めが利かなくなることも。
 ちなみに、A−Cの境界付近のように管理人がほどよく書き込むと、端から見ると教祖系にも見えたりする。(図だと矢印のライン上あたり)

  逃亡系
 よくみられる書き込み:「●●さん、最近お元気ですか?」

 お客さんは書き込むのだけど、管理人がほとんど書き込まないような掲示板。基本的に電波系掲示板の衰退期(A−B境界付近)からよく見られるようになる。
 大概が管理人を心配する書き込みばかりの場合が多い。別名同情系
 ちなみに、B−Dの境界付近のようにほどよく管理人と書き込みがあると、内輪系っぽく見える。

  日記系
 よくみられる書き込み:「今日は暑いですねー」

 基本的に管理人がよく書き込む掲示板。管理人が書き込んで、それにお客さんがレスをするパターンが多い。レスが多いと教祖系に近くなる。
 ただ、ネタ振りはほとんど管理人の場合が多く、管理人だけがやたらと書き込むパターンが多く、逆に新参者に対して敷居を高くしている傾向がある。
 書き込みが多いと喜ぶけど、実は痛い書き込みに対して厳しいところが多いのも特徴。
 ネタが尽きてきて管理人の書き込みが減ってくると雑記系(C−D境界付近)になる。

  放置系
 よくみられる書き込み:「まったり」

 管理人がたまに書く程度で、あまり活気があるとは言えない掲示板。
 管理人自身が放置プレイに走り、書き込みのタイムスタンプが1ヶ月おきということもあったりする。
 よく心配されて逃亡系に近くなることもあるが、思ったよりも事例が少ない。むしろ、管理人の愚痴書きどころになる場合の方が高い。



 以上、如何だったであろうか。まだまだ練るべき部分は多いのではあるが、風化させたくないので半熟ではあるが掲載することにした。
 個人的にはもっと発展させたい項目である。 続編出せると良いなぁ。

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