◇ オロナミンＣのそっくりさん ◇
富山県には妙に薬屋があるという印象を受ける。ちょっと大げさだが、ちょっと大きい道沿いだと、だいたい２kmに１軒はあるんじゃないかと言うほど多いのだけど、世の中にはそんなに薬剤師がいたのかなとつくづく思ってしまう。
そんな薬屋で、誰にも買われずにひっそりと置いてある商品。皆さんも噂などで名前だけは聞いたことはあるであろう。ミンナミンＣのリサーチを早速開始した。
◇ 今回の被験者 ◇
・船木屋 （ぐーたら社壊人）
・猫柳急須 （だめ人間もどき）
◇ 試食 ◇
と、言うワケで、早速ミンナミンＣをゲット。１本だけのバラ売りはしていなかったようで、仕方なく１０本パックでゲット。ちなみに４９８円。１本当たり５０円は高いのか安いのか……。
今回は、おいらのデジカメテストも兼ねて、船木屋邸撮影となったワケだが、みょ〜りゅ〜邸の時と同じく、彩りをでっちあげることにする。毎回毎回でっちあげてるけど、やっぱり狙ってるなぁ……。
ミンナミンＣ （１０本４９８円）
ゴールドファインＣ （９８円）
さて、いろいろなページで話題になってはいるモノの、全然味に関してコメントがないのが気になるところ。実際、買ってまで飲もうという気が起きなかったのが事実で、今回、わざわざ買ったのはようやくネタにしようという気になったからで……。最近毒コラム更新してなかったし。
とりあえず箱から出して、サンプル用に買ってきたオロナミンＣと見比べてみる。赤色のラベルと良い、瓶といい、似てると言えば似てるのだが、似てないと言えば似てない。
ついでに薬屋で手に入れたゴールドファインＣというモノもゲット。これもまたオロナミンＣに激似なのだが、本当に探せばいくらでも出てくるモノである。ちなみに、以前飲んだのだけど今回は見つからず、仕方なくおまけとして紹介するローヤルトップも含めれば、オロナミンゴレンジャーが誕生しただけに残念。
さて、とりあえず４本をずらりとみた。右からミンナミンＣ、オロナミンＣロイヤルポリス、ゴールドファインＣ、オロナミンＣである。瓶の形状、そしてラベル、ちなみに中の液体の色まで、ほぼ一緒と言ってもよいだろう。 しかし、オロナミンＣとそれ以外の大きな違いが１つだけあった。それは、キャップが明らかに異なるのである。でも、外見的にはそれぐらいしか違わない。
さすがにじれてきたので早速飲むことにする。オロナミンＣとロイヤルポリスは飲み慣れているためか無感動で飲み干してしまった。「ああ、いつもの味だ」ってことで、新鮮味もなく残念だったのだけど……。待ちかまえている次のモノを期待すると全然味が頭に入らない。
まずはミンナミンＣ。特別不味いというモノでもなく、かと言って美味しいワケでもないのが悲しいところである。ちょっと日が経ったオロナミンＣかな？ と思う程度でそんなに不味くはなかった。
続いて、ゴールドファインＣ。これの何が凄いって、試しにGoogleで検索してみたところ、2001年５月12日現在、このドリンクは検索に引っかかっていないのが恐ろしい。でも、近くの薬局で山のように売っているのは何故なのか？？ もしかして新種！？と心を躍らせながら、１口みょ〜さんと飲んでみる。
味はいかにもケミカルしていて素晴らしいの一言。でも、基本的に不味くはないのでちょっと残念かな……と思っていたら、すごい悪い後味にやられる。こいつは強敵だ。炭酸もやや強かったし。
しかし、我々が驚嘆したのは味だけではなかった。上の写真をクリックすれば大きい画像が出るので見ていただきたい。かのミンナミンＣの発売元がタムラ活性というのは知る人は知っていると思うのだけど、ゴールドファインＣの発売元であるグレートアンドグランド株式会社の住所が、タムラ活性とやたら近所なのである。これにはおいらもみょ〜さんも、思わず
デ・カルチャー
と叫ばずにはいられなかった。ちなみにオロナミンＣの発売元である大塚化学も大阪市中央区。一体そこに何があるのか……。謎は深まるばかりだ。
◇ おまけ ◇
ローヤルトップ （１２０円）
なぜか餃子の王将にて発見した謎のドリンク。しかし、今回買いに行こうと思った時には見あたらず残念な限り。みょ〜さん宅で一度飲んだが、みょ〜さんが瓶を捨ててしまったので仕方なくインターネットで探したら、見つけてしまいました。
発売会社のページを。
ちなみに味は、炭酸抜きオロナミンＣ・ロイヤルポリスっぽいかな、と思ったのだけど甘かった。はちみつとミルクの濃厚な甘さと、猛烈な後味はたまりません。
とにかくはちみつミルク、とにかくはちみつミルクで、ひねりも何もありません。
ドリンクは名古屋にもあり！と、身をもって証明してくれました。
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