◇ ヌーブラ狂想曲 ◇



 昨年夏、話題になったヌーブラ
 今までのブラとは違い、締め付けたりせず、また、ブラの紐が出ないことや、色がベージュということでちょっとした豊胸のごまかしにも使えるとあって、爆発的な人気を見せ、2004年に入った今でも人気商品である。
 2004年モデルでは、黒色やピンク色など、カラーバリエーションが増え、よりファッショナブルになったようだ。
 今回は、そんなヌーブラを取り上げてみたいと思う。

  ◇ 今回の被験者 ◇
 ・船木屋  (ぐーたら社壊人)
 ・あかり姉さん  (えろえろよー)

  ◇ 試食 ◇

ヌーブラ
 店頭ではなかなか売っていないので、とりあえず通信販売で購入することににしたワケだが、ちょっと大きめの段ボールにヌーブラしか入ってないというのもなかなか面白い話で。
 普通に4個ぐらいまとめて買うお客さんが多いのかな……とちょっと思ってしまったワケですが、ヌーブラ1個あたり約1万円もするだけに、決して安い物ではない。セレブのためのブラ、もしくは勝負ブラという奴だろうか。

 とは言え、船木屋はなので買うことにためらったので、あかり姉さんの名前を使用して購入。それでも、クレジットカードはおいら名義で引き落としているだけに、結局おいらが買ったことになってしまうワケだが。
 もう、思い切って一條裕子の漫画「わさび」に登場する帯刀隆太郎(親父)のように堂々と下着売り場で「ぶらじゃあ1つ所望する」ぐらい言えたら格好良いのだけど、あいにく、近場のイトーヨーカ堂や洋品店には置いていなかったので通販をすることに。
 もっとも、もしヨーカ堂で見つけたとしてもあかり姉さんに万札渡してその場を去るようなヘタレっぷりを炸裂していたのは間違いないワケだが。

 ちなみに、ヌーブラの箱には、プラスチックケースで保護されたヌーブラと説明書のみ。
 これだけで約1万円なのだから、やっぱり高い代物である。

早速出してみた
 では、ヌーブラをケースから出してみて、実物を調べてみよう。
 シリコンでできている為か、独特の弾力性がある。よく豊胸手術で「胸にシリコンを入れる」とか聞くけれども、実際に入れるとこんな感じの揉みごたえになるのかな、とか考えてしまうのだが、シリコン入りの胸という物を揉んだことはないので何とも言えない部分はある。
 確かビートたけしのエッセイで揉みごたえについて語っていた記述があったかもしれないけど記憶があやふやなので今度確かめておきたいところ。

 付け方はと言うと、「胸を寄せ、ヌーブラで包み込むようにして貼り付ける」。これは簡単なのだけど、ヌーブラに付いているフックを掛ける為には配置を考える必要があるので少々難しい。
 あと、シリコンは思ったよりも冷たいので、はじめ付けるときにひんやりして気持ち悪い。あかり姉さんが装着したところ、「うおーーーー」とか、怪しい奇声を発していたのでやっぱり冷たいのがネックになるのかもしれない。
 とは言え、マンホールを抱きかかえたまま凍死するというような事はないので、しばらくすると気にならなくなってくるようだ。


サービスショット
 ヌーブラはシリコンの粘着力で装着しているので、付けるときもひと騒動だが、外すときもひと騒動あるワケで。
 結構面白い感じに張り付いているので、まずヌーブラを外すときの感覚……湿布をはがすような感覚がまたたまらない。とは言え、糊などが着いているワケではないので、肌に何かが残ることはないのだけど、だいたいそんな感じ。
 しかし、このぐらいの装着力がないと、飛んだり跳ねたりしても落ちない、という謳い文句は出てこないワケだ。

 またこのヌーブラ、1度使ったら皮脂の結晶化を防ぐ為、手洗いせよという事が書かれている。当然の事ながら洗濯機は無理なので、手でゆっくりと石けん水(合成洗剤も禁止)で洗わないといけない。
 洗った後は、丁寧に水を拭き取り、自然乾燥させなければいけない。

 これだけの手間を掛けるのは冗談抜きで面倒なだけに、セレブの為のブラと言っても過言ではないかと思われる。


 流行に釣られて買った女性の大半が、このメンテナンスの煩雑さのせいで付けなくなってしまったのではないか、と予想してしまうのだが、如何だろうか。
 本当の意味での勝負ブラとして考えるのであればぜひとも一度付けて頂きたい。


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いやーん

ちなみに、男性でも装着可能です。普通やらないけど。

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