今年は梅雨の期間も短く、とにかく暑い。
そんな時にありがたい、オアシスのような存在となる自動販売機。
特に、カップ式のものは量の割に安いので特にありがたい。ただ、たまにカップが出てこない等と言った不具合もあるのだが、極めて稀なことなので今回の話題とは関係ない。
カップの自販機は、だいたい小サイズが７０〜８０円、中サイズが９０〜１００円と、非常にありがたい。しかも、ただ冷えているだけでなく氷も出てくるので、これからの夏の時期にはとても嬉しいことであろう。
氷が鬱陶しい人のために氷無しボタンも装備されており、ジュースだけを楽しむことが出来る。特に、紙コップを捨てる際に氷が残るのは鬱陶しく、紙コップの自販機があるところに限って水捨て場がトイレしかない事が多く、自分はよく氷無しで飲むことにしている。
昔の職場の自販機で氷無しボタンが壊れていたのは非常にストレスが溜まったものである……って、話がずれてきてすまない。
実は、カップの自動販売機は結構面白いところが多い。ファミリーレストランぐらいでしか売られていないファンタ・メロン味なんかも飲むことが出来る。自分自身、缶かペットボトルで販売して欲しいジュースとして期待しているのだが未だに実現されていない。残念。
今では缶ではあまり見かけないHi-Cなんかもカップ自動販売機では現役だったりと、何かとわくわくする。
特に、個人的にお奨めなのはリアルゴールド。１２０円の缶や瓶より多いというのは非常にありがたい。
上で挙げたもの以外にも面白いジュースがあることには気づかれただろうか。
リアルゴールド＆カルピス。
もう一度言おう。リアルゴールド＆カルピスだ。
他にもファンタメロン味＆カルピスなどもあるが、人に与えるインパクトとしてはリアルゴールドがこの中では最強だろう。
何故リアルゴールドなのか。
メロン味や桃味の場合、カルピスと混ぜたところでそんなに抵抗はない。クリームソーダなんてものもあるぐらいだからメロン＋乳飲料は良い組み合わせといえる。
それなのに何故リアルゴールドなのかと。素人の考えからいくとクリームソーダがあるなら次はコーラフロートではないか。コーラ＋カルピスがなくて、リアルゴールド。謎は深まるばかりである。
しかし、自販機の前で延々と悩むのは良くない。ということで早速ボタンを押して購入することにした。
当然、氷無しボタンは忘れずに。
自販機から出てきたリアルゴールドと、カルピス入りリアルゴールド。
まず、外見からして違う。リアルゴールドはいつも飲んでいるにもかかわらずこんなに透明だったのか？と驚いてしまう。普段から缶や瓶でしか飲むことがなく、液体の色をまじまじと見る機会は思ったよりも少ないからかもしれない。
特に、リゲインやリポＤなどの毒々しい黄色のイメージが強いとなおのことびっくりしてしまう。
カルピスが入った方は白っぽく濁り、炭酸も微炭酸っぽくなっているためかあまり泡がみられない。
あかり姉さんと２人、意を決して飲んだところ。
はじめの一口はカルピス入りの方が美味しい。普通のリアルゴールドよりもまろやかで、炭酸の刺激が少なく飲みやすい。カルピス入りを飲んだ後に普通のリアルゴールドを飲むと少々痛い。炭酸がキツいのかもしれない。
しかし、美味しいのは最初だけ。カルピス入りの方は飲んでいるとだんだんイヤになってくる。甘ったるいことと妙にたんが絡みやすくなるっぽいような喉ごしには抵抗を感じるようになり、気がついたら２人揃ってリアルゴールドだけ飲んでいたというオチつきだった。
美味しくないワケではないけど、リアルゴールド単体よりも……というのは残念。
これを自販機で見かけたチャレンジャーの方は一度挑戦してみることをお勧めする。
