真岡鐵道 モオカ63形?

真岡鐵道の中心駅、真岡駅に到着しました。
ここで降りて、本日2つ目の目的地、真岡駅の駅舎を堪能します。
その前に真岡駅ホームに停車していたモオカ63形?が気になりました。


真岡鐵道 真岡駅

真岡駅(東口)はSLを模した形状の駅舎で、「関東の駅百選」にも選ばれています。
入り口の辺りが車輪、正面のあたりに真岡鐵道の本社が位置しています。
2階より上には真岡市の市民向け施設がいろいろと備えられているようです。
真岡鐵道だけではなく、真岡市も積極的に協力して完成させた駅舎で、改めて真岡鐵道が地元に根付いた鉄道なんだなぁ、と実感させられます。


真岡鐵道 真岡駅

真岡駅4階には展望台があります。
展望台に繋がる自動ドアの上から伸びる部分がSLの煙突を模しているなど、駅舎のデザインを生かしたつくりになっていてさらにびっくりです。


真岡鐵道 真岡駅

ちなみに、ここからは茂木方面の線路が一望できるのですが、ここからSLを眺めるのもいいかもしれませんね。


真岡駅SL館

真岡駅西口にはSL館という施設があってSLを見ることが出来るそうですが、現在はC11-325は東北地方のイベント列車用として出張中なので見ることはできませんでした。
もしくは平日であれば先ほど乗ったC12-66が展示されているとのことです。

SL館の職員の方と話をしたのですが、真岡鐵道はJRから分離されてからずっと赤字続きの路線ですが、廃線にするよりも赤字は路線の維持費として、そして芳賀地区皆が愛する鉄道路線として考えているからこそSLを走らせたり、茂木駅では転車台でターンを見せたりして、観光に力を入れているそうです。
さらには、鉄道写真を撮りやすくするように、特定の場所で蒸気を吐くようにして鉄道写真も撮りやすく、また沿線の住宅にすすが飛びすぎないように配慮してのダイヤ編成という話も聞けて、それだけでも本当に大きな収穫でした。


台町停留所

真岡駅周辺には真岡駅以外に観光スポットは少なく、時間があれば真岡井頭温泉にも寄りたかったのですが、時間的にも中途半端でした。
そのため、予定よりやや早いですが宇都宮に向かうことにしました。

真岡駅から宇都宮駅まではバスで移動するのですが、真岡駅前から発着のバスは2時間に1本程度。
しかし、真岡駅から徒歩5分ほどのところにある「台町停留所」から宇都宮方面には約30分に1本、バスが走っているということでそこからバスに乗ることにしました。

ちなみにバス停に書かれている「108」という数字は「東野交通」の「とうや」を表しているのだとか。

唖然なんだかなぁ…


JR宇都宮駅

東野バスに揺られること約1時間、JR宇都宮駅に到着しました。

※真岡駅
scale:70000 36/26/9.296,140/0/21.796


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