出雲大社ふたたび

※写真は出雲大社参道前の鳥居です。

14:30。出雲大社内には本殿拝観整理券を持った人々の集合するテントスペースがありました。
さすがに炎天下の中行列を作ることは熱中症などの問題もありまずかろう、ということで整理券を配布したのでしょう。
どうやら、14:15からの拝観予定の人々が遅れているようで、しばし待機が必要とのこと。
おいらたちもテントの下で順番を待ちます。


唖然暑い…

しばらく待っていると…いくらテントの中とはいえ暑いです。
行列で並んでいるよりはマシ…と思ってはいるものの、やっぱり暑さにはかないません。
もはや、皆の我慢も限界に近づいていました。

そしてついに、14:30の整理券を持った人々の拝観の時間になりました。
どっと移動を開始する集団。
もはや「早い者勝ち」になりそうなところを、出雲大社関係者が必死で列整理をしている姿が印象的でした。


出雲大社本殿内は写真および動画の撮影禁止なので写真はありませんが、現在の本殿は延享元年(1744年)に作られたもので、約260年の歴史が経過してもなお色あせておらず、これには驚きを隠せません。
60年に一度、このように本殿の一般拝観ができるということはいいものですね。


出雲大社拝殿。

出雲大社本殿を拝観したあとは、そのまま隣にある拝殿で参拝を行いました。
「二礼・四拍手・一礼」という特殊な参拝方式が特徴で、まずは拝殿に向かって参拝した後、右方向の本殿を向いて再度参拝するのが正式な作法とされています。

また、出雲大社拝殿の願い事をしながら「注連縄(しめなわ)」に向けて硬貨を投げ、硬貨が刺さると願いが叶うと言われていて、おばちゃんを中心に必死に硬貨を投げている姿が見えました。
自分のものを刺そうとすると他の硬貨に当たったり…なんともすごいことになっていました。

唖然今日って、平日だよね…

改めて今日が本当に平日なのかどうか、疑いたくなりました。

出雲大社を拝観してふと思ったのですが、サンライズ出雲に乗っていたときに外国人の姿をちらほらと見かけたものの、出雲大社への参拝をしている外国人の姿はほぼ皆無といっていいほどでした。
もしかしたら外国人観光客にとっては、出雲大社よりも「世界遺産」の石見銀山のほうが興味があるのでしょうか。
そんなことをふと、思いました。

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