リゾートみのり。

今回の旅行のある意味メインイベントのジョイフルトレイン「リゾートみのり」にこれから乗り込みます!
おいらはともかく、あかり姉さんもテンションあがりっぱなしです。
仙台駅から乗りましたが、空席がまばらに見えるけれども既に席は満席なのだそうで、やはり人気の列車なのでしょう。


リゾートみのり。

「リゾートみのり」に乗ってまずびっくりしたのは、とにかく座席の間隔が広いこと。
以前乗った「おもいで湯けむり」はともかく、新幹線の座席よりも間隔が広いので、快適さはなおさらです。
上野駅で体験乗車をしたときはそんなに広さを感じなかったのですが、あの時は人が多すぎて満足に動くこともできなかったからなのかもしれません。

唖然やばい、これは快適すぎる…

もう大満足です。


リゾートみのり。

さらに感動したのは、とにかく窓が大きくて、景色が一望できること。
座席の腰の辺りから、天井近くまで大きく取られた窓。
これだけでも乗った甲斐があるような、そんな気分にさせてくれます。


リゾートみのり。

やはり人が多くてあまり広さを感じなかった休憩スペースも広々としていることを再認識。
こちらには沿線の観光チラシが数多く、さらには英語、中国語、韓国語版のチラシも設置されていました。


電車のほうは松島駅、小牛田駅に到着し、陸羽東線に入ってゆきます。
ここまでのスピードがあったように感じられましたが、「おもいで湯けむり」の時とダイヤは同じなので、速度が上がっているワケではないはずなのに、体感的に早く到着しているような気にもさせられます。
小牛田駅を発車したとき、車内にかすかに煙のにおいが…

唖然そういえば「みのり」はディーゼルか!

ディーゼルだと感じさせないぐらい駆動音が抑えられていて、電車だと勘違いしてしまうほどです。
意識すればたしかにディーゼルの音がうるさいけれども車内のしゃべり声などにかき消されてしまうほど、結構快適です。


リゾートみのりの乗車記念証。

ところで「リゾートみのり」では、「おもいで湯けむり」のように乗車記念証を車掌がいちいち手渡してくれるのではなく、先頭車または最後尾まで行って、スタンプを押す形式になっていました。
せっかくなのでおいら達もスタンプを押して乗車記念証をゲットしました。
この乗車記念証があると、鳴子温泉や瀬見温泉、新庄駅などでサービスが受けられるとか。


リゾートみのりののりくん。

そしてスタンプの横には駅員とおぼしきこけしがありました。
男性のこけしが「みのりくん」、女性のこけしが「さゆりちゃん」なのだそうです。
鳴子のこけしだと思うのですが、これはまたすごい置物だこと…
立派に沿線の名産を生かした展示になってます!


そして、「リゾートみのり」に乗ったらぜひ見ていただきたいものが、こちら。


おおさきの食と温泉で快便生活!!

「おおさきの食と温泉で快便生活!!」

唖然大崎市はっちゃけすぎだろ…

トイレットペーパーに大崎市の地図や観光案内をプリントしています。

2006年に古川市や鳴子町などが合併してできた宮城県大崎市。
古川や岩出山、鳴子といった旧市町村名のネームバリューに比べると、新市名のインパクトは非常に薄いです。
正直、東京都内の山手線の駅「大崎駅」のほうが有名かもしれません。
その知名度アップと沿線観光を兼ねているようですが、列車内でトイレを使用した人しか見ることができない、ある意味貴重な広告形態です。

単なるジョイフルとレインかと思ったら、沿線の観光情報をふんだんにとりいれた車両になっていました。
旅の目的地に着くまでの間、いろいろと楽しませてくれるようですね。
そのせいか、鳴子温泉駅に着くのがやたらと早く感じられました。
乗っている時間は1時間半ぐらいだったというのに、そんな長さすら感じさせない、よい列車でした。

◆美味し国・伊達なぶらり旅
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