琴電琴平駅。

琴電琴平駅を降りて、荷物をロッカーに預けたところであかり姉さん一押しの観光地、金刀比羅宮に向かいます。
なぜあかり姉さんがここまで琴平にこだわるかというと、実はおいらとあかり姉さんとの新婚旅行の予定地がここ琴平だったのですが、なんだかんだで先延ばしになってしまい、気がつけば7年以上経ってしまいました。
今回ついに念願が叶ったので、いつも以上にテンションが上がっているようです。


金刀比羅宮参道。

琴電琴平駅から歩いてしばらくすると参道があり、さらに歩くと階段がありました。
本宮までは785段の階段があり、さらに奥社まで歩くと1368段もあるという…
でも、土合駅の階段(462段)も体験したことがあるので多少の階段ぐらいは平気、と思っていました。

今日は金曜日ということもあり観光客もそこそこぐらいで、また天気も曇りのち晴れのような天気だったので暑すぎず寒すぎずの最高のコンディション。
そのため人を気にせずどんどんと登ってゆきます。
参道途中の売店では荷物を預かってくれたり杖を無料で貸してくれるのですが、借りたら絶対に土産を買わされるんだろうなぁ…とか思っていたので拒否していたのですが…

唖然なに杖借りてるんだよ!!

あかり姉さんがいつの間にか杖を借りて持っていました。
とりあえずそれはそれとして、そのまま階段を登ってゆきます。


金刀比羅宮の階段。

金刀比羅宮の階段はなだらかだったり急だったり、結構不安定です。
時折ものすごい歴史を感じるような石段があったり、やたらと綺麗な石段があったりと、部分ごとに修復がされたりしているのでしょうか。
さらに、階段の横には全国各地の方が金刀比羅宮に寄付をしたという石碑がたくさん立っているのですが、なんとなく同じ名前の人をちらほらと見るような…

唖然この人、どんだけ寄付してるんだよ…

おいらの頭の中では寄付というよりも「税金対策」とか「目立ちたがり」とかろくでもないことばかりが浮かんでは消え…
うーん、こんな煩悩は上で祓っておかなくては。
そんな寄付の記名が続く中で、おいらの目を惹いたのがこちら。


何某。

さすが何某!おれたちにできない事を平然とやってのけるッ!
そこにシビれる!あこがれるゥ!

これは階段の柱部分なのでかなり古い時代に寄付をした人でしょうか。
寄付をする際、堂々と名前を出す人が多いけれども、何某とあえて匿名にしちゃうのは初めて見たので衝撃的でした。


金刀比羅宮本宮。

途中、表書院や大山祇神社(分社)などを通って、ようやく金刀比羅宮の本宮に到着しました。
「カメラで正面からの撮影はご遠慮ください」と書かれているので、斜めからの撮影です。

金刀比羅宮(ことひらぐう)は金毘羅(こんぴら)とも呼ばれ、水運の神なのだそうです。
そのためか海上自衛隊の人らしき団体も本宮周辺でちらほらと見かけましたが、やはり参拝目的なのでしょうか。
おいら達も参拝を済ませて、大満足です。

金刀比羅宮の隣にはお守りなどの販売スペース、また絵馬殿と呼ばれる絵馬を奉納する箇所がありました。
こちらには萌えキャラがかかれたいわゆる「痛絵馬」はありませんが、もっと規模が大きいイラストつきの絵馬がありました。
漁船やタンカーの絵に混じって気になるイラストが…


秋山豊寛さんの無事祈願絵馬。

唖然宇宙飛行士の秋山さんだ!

ソユーズに乗って、日本発の宇宙旅行を行った秋山豊寛さん。
「東京放送」という文字を見て、まだまともだった頃のTBSを彷彿としました。

また、金刀比羅宮には奥院というものがあるらしい…
時計を見ると12時ちょうどぐらいで、ここまで登って琴電琴平駅から約1時間。
電車に乗る時間が15時頃なので、13時になった時点で下山すればちょうどでしょうか。
そう考えると時間がやや余るので、奥院まで行ってみることにしました。

※金刀比羅宮
http://www.konpira.or.jp/
住所:香川県仲多度郡琴平町
TEL:0877-75-6710


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