IGRいわて銀河鉄道に再び乗って、さらに直通している青い森鉄道にも乗って終点の八戸駅を目指します。
それにしてもIGRいわて銀河鉄道も青い森鉄道も私鉄なので、通しで乗ると運賃は2,960円。
しかも青春18きっぷは使えません。
今回は「岩手・三陸フリーきっぷ」を使っているので乗り放題なので、全部乗り通したいところです。


一戸駅駅名標。

岩手県北部から青森県南部には「一戸」から「九戸」まで9つの「戸」がつく地名があります。
これは、戦国武将の南部氏が領地を9つに区切ったことからそうなったといわれています。
IGRいわて銀河鉄道、青い森鉄道区間では一戸、二戸、三戸、八戸の4つを通過するようなのでそれぞれ写真を撮ってみました。


二戸駅駅名標。

二戸駅は東北新幹線の停車駅と言うこともあり、利用者は結構多いようです。

唖然そういえば新幹線もフリー切符で乗り放題だったね…

電車に乗っているときそう思いましたが、後々調べてみるといわて沼宮内駅も二戸駅も新幹線通過することが多いので時間的にはあまり大差ないようでした。


目時駅駅名標。

電車はさらに進み、IGRいわて銀河鉄道と青い森鉄道の境界駅である目時駅に到着しました。
会社が変わるのでこの駅で担当駅員が変わるのかと思ったらそうでもなく、そのまま何事もなく電車は進んでいきました。
どうやら第三セクター化した際に岩手県、青森県で便宜上分けただけで実際にはほぼ同一ということになりそうです。


三戸駅駅名標。

IGRいわて銀河鉄道と青い森鉄道通しで乗ったけれど、唯一旧JRの駅名標をそのまま使用していたのが三戸駅でした。
これはこれで面白いです。


八戸駅駅名標。

そしてそのまま乗って、終点の八戸駅に到着しました。
八戸駅の改札を出たところで、なにやら観光客がもめているよう…
何かと思ったら「青春18きっぷで青い森鉄道に乗れない」ということに腹を立てているようでした。
気持ちはわからないでもないけど、仕方ないんだよね…
新幹線ができるのは嬉しいけれど、上下分離しなくても…と改めて思った瞬間でした。

◆岩手県の鉄道を存分に味わう旅
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