ようやく直江津駅から電車が発車したので、次の目的地の筒石駅に向かいます。

筒石駅は全長11,353mもの長さがある頸城トンネル内にある駅です。
トンネル駅好きとしてこれまで土合駅湯檜曽駅美佐島駅馬喰町駅湯西川温泉駅竜飛海底駅…現在行けるいろんなトンネル駅に行きましたが、最後に残ったのがここ筒石駅でした。
北陸本線にある駅なので、比較的行きやすいはずが特急は停車しないことや実はJR西日本区間のためJR東日本のフリーパス「土日きっぷ」のエリア外のため、なんだかんだで今まで寄る機会がありませんでした。
今回青春18きっぷを使って来たので、ようやく到着することが出来ました。


トンネル駅:筒石駅。

筒石駅で下車をしたのはおいら達だけ。
予想通りというか何というか、下車すると他の乗客が驚いたような目でこちらを見るのが印象的です。

実は筒石駅は有人駅で、ホームで駅員さんに切符を確認されます。
他のトンネル駅がほとんど無人駅だったり、監視カメラで遠隔操作しているのと比べるとえらい違いです。


筒石駅にも扉が。

ホームから出て、なにやら大きな扉があり、それが駅員さんによって閉められました。
待合室はホームと扉を挟んだ所にあって、なんだか美佐島駅を彷彿とさせられます。


なんだか霧がたちこめる。

そしてホームへの階段を見ると、だんだんテンションが上がってきます。

唖然すげー! さすがトンネル駅だ!

とか興奮していろいろと叫んでしまいます。

また、写真だと伝わるかどうかわかりませんがトンネル内には霧が立ちこめるほどの湿度で、やや肌寒い感じ。
どうやら電車が頸城トンネルを通過する際に運ばれてくる暖かい空気がここで冷やされて水滴が貯まるらしいです。
まさに天然のクーラーですね。


やや下り坂。

66段の階段を上ってゆくと、直線の通路がありました。
途中、直江津方面のホームに行く階段があって、こちらは階段が56段。富山方面の方が若干階段の段数が多いようです。
そして突き当たりまで進むと…


直角に折れ曲がります。

通路が直角に曲がっていました。
通路の左側は網で塞がれていましたが、どうやらこちらはトンネルを掘った際の斜坑がそのまま残っていて、風の通り道として生かしているようです。
このあたりまで来ると風の通りが良いのか、だいぶ湿度はじめじめしなくなってきていました。


土合駅のような階段。

そしてやってきました階段が!
この階段は224段もあるようで、なんだか土合駅を彷彿とさせられます。
特に左側の機械を運ぶ通路のような場所があるとなおさらです。
だんだん疲れてきたけれど、それでもなんとか階段を上りきりました。


筒石駅。

やっと地上に出た!
筒石駅の外に出てほっと一息です。

◆富山帰省旅行・海と鉄道の旅
富山帰省旅行・海と鉄道の旅【目次】



※ 当サイトの各種サービスをその利用規約等で定める範囲内でご利用いただく場合や、著作権者の許諾なく著作物を利用することが法的に認められる場合を除き、無断で複製、公衆送信、翻案、配布等の利用をすることはできません。また、利用が認められる場合でも、著作者の意に反した変更、削除はできません。記事を要約して利用することも、原則として著作権者の許諾が必要です。
※ 当サイトの情報は執筆当時の情報を元にしているため、現在の内容とは異なる場合があります。