旅行2日目は鳥取駅からスタートです!

唖然天気は大雨か…

しかし天気はバケツをひっくり返したような大雨。
天気が悪いと予定も狂ってくるので、幸先は不安です。

まずは鳥取駅の駅ロッカーに荷物を預けて出発の準備をした後、友人と待ち合わせてさあ、出発です!


若桜鉄道のさくら4号。

9:43発の鳥取駅発若桜鉄道直通の列車に乗ります。
ちょうどホームには若桜鉄道のさくら4号が停車していて、いろいろと写真を撮ることができました。
車両は1両編成の気動車ですが、そこそこ乗客も乗っているよう。
鳥取駅から因美線を通り、郡家(こおげ)駅から若桜鉄道に入ってゆきます。

若桜鉄道はかつて国鉄若桜線と呼ばれた路線で、1987年の若桜線廃止の際に第三セクターの若桜鉄道として再出発を始めました。
思っていたよりも利用者は多く、一部立ち乗りも出るほど。
実は終点の若桜駅にて動態保存されているSLの公開日ということもあり、地元の幼稚園の生徒や鉄道ファンが集まっているようでした。


船岡美人温泉。

若桜鉄道の車窓はのどかな田舎というか、山あり川ありの自然な風景が続きます。
なんというかいすみ鉄道JR烏山線のような雰囲気だなぁ、と思いつつぼんやり外を眺めていたら、車窓を見てびっくり。

唖然船岡美人温泉とな!

鳥取県では珍しい重曹泉で、肌がつるつるになる温泉なのだとか。
しかし今回の目的は終点の若桜駅のSLなので、チェックするだけでした。
もしもおいらとあかり姉さんの2人だけで、かつ予定が全く決まっていなかったなら途中下車していた可能性は高いです。

友人の話によると若桜鉄道では特に隼駅という駅が人気なのだそうで、スズキのバイクのファンが集まっているんだよ…ということを聞いていてどんなものかなと思っていたら…


隼駅駅舎。

唖然それにしてもこのおっさん、すごくノリノリである。

スズキの「GSX1300R隼:hayabusa」という大型バイクと同じ駅名だから、という理由で2008年頃から全国のバイク・隼ファンが集まっているそうです。
この日も駅の待合所には隼ファンでごった返していて、特に目立つ位置にいた男性が背中に「隼」と書かれたジャンパーをアピールしていました。
この集まりは単なるおふざけではなくて若桜鉄道、スズキともに公認で、隼駅はバイク好き向けの展示がされているとか。
まさにバイク乗りの「聖地」ですね。
今回は若桜鉄道の途中駅では降りない予定だったけれども、隼駅を見るためだけでもまた訪れてみたいです。


丹比駅駅舎。

唖然なんという古い駅舎だ…

隼駅を含め、若桜鉄道のほとんどの駅舎は国鉄時代に建築された古い木造駅舎を大事に残しています。
そのため駅に到着するたびに味のある木製改札のある古い木造駅舎があって、ついまじまじと見てしまいました。
個人的に気になったのは丹比駅。
かつて使われていた貨物線の跡が見えたり、味のある木造駅舎で、時間が許すなら若桜駅から歩こうかとも思ったけれど、若桜駅まで約6kmも離れているため今回は断念。
また今度改めて訪れたい駅でした。

鳥取駅から約1時間。
車両は終点の若桜駅に到着しました。

◆関連日記
さよなら餘部鉄橋・鳥取観光の旅【目次】



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