若桜鉄道を堪能したので、次は鳥取砂丘です!


「鳥取砂丘」行きのバス。

若桜鉄道のSLを見ている間に雨も上がってきたので、このままいけば雨は止むかも…
そんな淡い期待を持ちつつ、一旦鳥取駅に戻った後、鳥取砂丘行きのバスに乗ります。
鳥取駅前には鳥取市街を周遊する100円ワンコインバスが走っているけれども、そのバスでは鳥取砂丘までは行けないので「鳥取砂丘」行きのバスに乗ります。

鳥取市街から鳥取砂丘までは思っていたよりも遠いようで、バスに乗っているとちょっとうとうと。
トンネルを抜けたなぁ、と思って気が付いたら山の中でびっくり。
地図で見るとすぐ近そうだけど、実際には鳥取駅から鳥取砂丘までは結構な距離があるようです。
路線バスの運賃360円というのは高いのか安いのか判断しづらい金額ですが、約20分ほどで鳥取砂丘の最寄りにある、砂丘会館に到着しました。


砂丘会館。

砂丘会館に着いてみると、バケツをひっくり返したような雨。
もはや鳥取砂丘観光どころじゃありません。
仕方がないので砂丘会館で雨宿りをするけれど、中は中で土産屋の店員が「カモがネギしょってきてやってきた!」といわんばかりのテンションで土産物ののアピールをしているからあんまり長居も出来ず…。
かと言ってせっかくここまで来たのだから、鳥取砂丘を見ずに帰るのも勿体ないので雨の中砂丘に行ってみました。
すると…


鳥取砂丘。

唖然もはや日本じゃねぇ…

砂丘会館から階段を登って鳥取砂丘に着いた途端、辺りは別世界になっていました。
しかも鳥取砂丘に入ってしばらく進むとすり鉢状のような地形になっているので360゜どの方向を見ても砂丘、という状況になります。
そして視界からはコンクリートとか、自動車とかそういう物が一切見えなくなって、より別世界感が増してきます。
ちょっと進んだだけでこれなのだから、さらに進むとすごいことになりそうです。


鳥取砂丘。

もちろん雨は降りっぱなし。
おいらは戻って休みたかったけれど、あかり姉さんの強い要望もあって目の前に見える大きな砂丘の山…「馬の背」と呼ばれるところまで行ってみることに。
「馬の背」を登ると絶景の日本海が見られるということなので、俄然張り切っています。

「馬の背」は約40゜ぐらいはありそうな急坂で、登るのは本当に大変です。
しかし雨が降っているため、逆に砂が固まって歩きやすい状態になっていました。
晴れていると砂がさらさらとして逆に登りづらいのだとか。
そういえば砂丘会館で観光客用に長靴のレンタルを行っていたけれど、今日は砂が固まっているので逆に長靴はいらない感じです。


鳥取砂丘から日本海を見る。

いろいろと苦労はしましたが、ついに「馬の背」と呼ばれる砂丘を登り、頂上に到達しました!
雨が降っていたけれども景色は最高!
砂丘がそのまま日本海につながっていて、海岸線をじっくりと見ることが出来ます。

海が近くても、この辺りは水深が深いため泳ぐのは無理なのだとか。
そのためもう少し離れたところにある海水浴場に行くのが一般的なのだそうです。
天気は最悪だったけれど、行ってよかったと思える場所でした。


鳥取砂丘からの帰りにバス待ちをしている間、観光ツアーのバスが砂丘会館に停車をして観光客がぞろぞろと鳥取砂丘に向けて歩いてゆきました。
土砂降りのような雨が降っていたけれども、どうやらこの団体も馬の背まで登るつもりらしい…
観光客がみな普通の靴だったのに、添乗員1人だけ防水ブーツ+雨合羽の完全装備なのを見てプロ根性を見せ付けられました…。

◆関連日記
さよなら餘部鉄橋・鳥取観光の旅【目次】



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