本日の目的地、山陰本線の鎧駅に到着しました。
鎧駅は餘部駅の隣の駅で、ここから列車に乗って餘部鉄橋を渡り、餘部駅から再度列車に乗って戻って来ようと計画していました。


鎧駅。

鎧駅の周辺は完全に行き止まりになっていて、売店もない狭い駐車場があるだけ。
駐車スペースがあっても他の車に既に場所を取られていて、当初予定していた鎧駅で車を停めて餘部鉄橋を渡り、また鎧駅に戻ってくるのは厳しそう。
そのため自動車組は車で餘部駅に、乗車組は餘部駅まで電車に乗ることになりました。


鎧駅駅名標。

国道178号線から鎧駅に向かうまでの道は非常に急坂になっていて、車で来るのも大変です。
駅から少し離れたところには集落があるけれど、駅前だけで見れば秘境駅と言ってもおかしくないような雰囲気を醸し出しています。


特急はまかぜ。

鎧駅に到着したとき、ちょうど大阪行きの特急はまかぜが運転停車していて、撮影する人でごったがえしていました。
本来の予定では餘部鉄橋の下からこの特急はまかぜを撮影する予定だったのですが、いろいろと寄り道をしていたので間に合わなかったようです。
しかし鎧駅で停車している特急はまかぜを撮影できたのはラッキーでした。

唖然2011年には新型車輌のキハ189系が走るんだよね…

この古い特急ももうすぐ見納めになってしまうのでしょうか。
鎧駅にいる鉄道ファンは思っていたよりも多いようで、老若男女問わず、だいたい20人ぐらいがホームに滞在していました。
皆、これから来る予定の13:58の列車を待っているのでしょうか。


鎧駅の素敵な景色。

鎧駅は現在使われていない1番線ホームの向こう側から漁港を一望することが出来、その景色は本当すばらしいものです。
また、ホームの裏側あたりにはベンチがあり、そこから最高の景色を一望できるようですが、あいにくカップルにいい場所を取られていたので今回は撮影できず。
ここの景色はとても良かったので、また今度じっくりと訪れたいですね。


鎧駅の駅ノート。

また、鎧駅には駅ノートがあり、いろんな人が探訪記念にいろいろなことを書いていました。
駅ノートを見るたびにイラストを…と思うけれども、逆に緊張してしまっていい絵が描けず。
一発描きとかで人の目を惹きつけられるものを残してゆきたいといつも思います。


山陰本線の列車。

鎧駅をいろいろと眺めること約10分。
13:58発の列車がやってきました。
わずかな滞在時間でしたが、山陰本線の普通列車に乗って、ついに餘部鉄橋を渡ります!

◆関連日記
さよなら餘部鉄橋・鳥取観光の旅【目次】



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