京成上野駅には新型スカイライナーを撮影しようと、たくさんの鉄道ファンが訪れていました。
特に先頭車両に近いところは鉄道ファンで一杯でした。


スカイライナーとシティライナー。

ちょうど1番線ホーム、2番線ホームにスカイライナーとシティライナーが到着していたので人の集まり方もかなりのものです。
このときはただただ驚いていたけれど、時間的にはまだ朝7時前。
改めて考えると皆の行動力の高さを感じさせられます。
おいらもこちらのホームに行って撮りたかったけれど、もうそろそろ3番線ホームに乗車予定のスカイライナーが到着するので我慢です。


新型スカイライナー。

<クリックすると動画が再生されます>

しばらく待っていると、3番線に新型スカイライナーが到着しました。
濃紺と白の車両は新型スカイライナー試運転のときに見たので驚きはないけれど改めて見るとやはり格好良いです。
何枚か撮影したところで、早々と乗ってしまうことにしました。


スカイライナーの自動ドア。

スカイライナーに入ってすぐのドアは一面曇りガラスになっていてとてもすっきりしています。
内側には空港に向かう人の荷物が置けるよう、大きな荷物置き場が置かれていました。
荷物がぶつかっても大丈夫なように、ガラスはもちろん強化ガラスなのでしょうが見ていると割れないか心配になってしまいます。

唖然一面ガラスにするのはやっぱデザイナーの発想だなぁ…

でもそのデザイナーの発想をちゃんと形に出来る開発技術者もすごいものです。


スカイライナーの座席。

続いては座席に向かいます。
今回の座席は1号車の10番目。
1車両10座席×4列の座席になっているので、事実上1両目の一番後ろの席です。
座ったときにはほとんど人も座っていなかったので、こんな写真を撮ることが出来ました。
とてもすっきりとして素敵な内装ですね。


スカイライナーの座席横から。

また、座席はかなり薄いので強度的に心配になったのだけど、JRのグリーン車のように前後の幅があるのでかなり快適です。
惜しむらくはフットレストがないことが残念と感じたことでしょうか。
足下にはAC100のコンセントが2つあり、携帯電話等の充電も可能のよう。
とはいえ京成上野駅から乗っても約40分程度の乗車なので、ちょっとノートパソコンを使う程度になるのでしょうか。

いろいろと見て回っていたらスカイライナーが発車。
京成上野駅では余り乗車する人はいなかったけれど、日暮里駅に到着してからものすごい人数が乗り込んで一気に満席に。
広告では「日暮里駅から36分」とアピールしていたけれども、これはあながち間違いではないのかもしれません。


北総線は素敵な風景。

スカイライナーは京成高砂駅を通過した後、これまでとは違い北総線を爆走します。
北総線は千葉ニュータウンを走って行くのですがまだまだ未開発の土地が多く、田園風景や草原が多く広がっています。
特に新型スカイライナーは窓が大きく取られているので、ちょっとカメラを向けて外を撮影するだけでも何気なく良さげな写真が撮れてしまうことも。
都会から一気に雰囲気が変わるのでびっくりさせられます。

朝早くの疲れからちょっとうとうとしていたのですが、少し眠りに落ちてしまった間に成田スカイアクセス線を駆け抜け、気がついたら新駅の成田湯川駅を通過していました。

唖然しまった! 早すぎるよ!!

さすが160km/hでの速度は半端ではないようです。


成田空港駅に到着。

そしてトンネルに入ったと思うとそのまま成田空港駅に到着しました。
スカイライナーはスカイアクセス線経由となり、駅名標なども青色から路線イメージカラーのオレンジに変更され新しくなっていました。

京成上野駅からたった40分ちょっとの旅だけど、あまりの快適さにもうちょっと乗っていたかった…そんな新型スカイライナーでした。

◆関連日記
新型スカイライナーに乗ってきた【目次】



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