昼食を食べてお腹が一杯になったところで水上温泉街を見て回ることにしました。
とはいえSLが走るのは15時過ぎなので、約1時間ぐらいしか見て回る時間はありませんが、じっくりと見て回ることにしましょう。


水上駅前の商店街。

水上温泉街は水上駅から徒歩で約5分ぐらい歩いたところに温泉街が広がっています。
駅前にも店はあるのですが、飲食店や土産物屋ばかりで足湯などはありません。
温泉まんじゅうをはじめとした土産物が売られていますが、どちらかというと本日走るSLのアピールをしている感じです。


水上温泉街。

水上駅からしばらく歩くと、SLみなかみ号の撮影ポイントがありそれを過ぎると川があります。
その川に架かる橋を渡ると水上温泉街に入って行きます。
谷川岳ほどではありませんが、水上駅周辺も徐々に紅葉が始まっていてもう少しすると綺麗になりそうです。
しかし…


しかしつぶれたホテルが目立つ。

水上温泉街で非常に残念なのは、駅に近い大型ホテルだったところが倒産してしまったまま、10年近くも放置されている姿が残っているのがとても残念です。
特に水上駅からも見えるホテル大宮や最も規模が大きかったらしい蒼海ホテルをはじめ、水上温泉街に行くときにほとんどの人が通るであろう場所に廃墟となったホテルが堂々と建っているのはさすがにドン引きです。

唖然これだから水上温泉はあんまりオススメしないんだよね…

そうおいらが思っていたら、武田さんが思わぬ行動に。
「おお! 日本のマチュピチュじゃないか!!」と叫ぶやいなや廃墟になったホテルをばんばん写真に撮り始めます。
さすがに立ち入り禁止なので中まで入れませんでしたが、いろんな角度から廃墟になったホテルを撮影していました。

唖然そういえば廃墟好きだったねぇ…

武田さんの廃墟好きに合わせて、せっかくなので水上温泉街を散策しつつ、既に営業をやめてしまったホテルを中心に巡ってみることにしました。
すると水上温泉街のいたるところで既に潰れてしまってそのまま放置されているホテルを多く見かけました。
ホテル側もみなかみ町側も予算がないのか廃墟になったホテルを解体するお金もなく放置されていて、それが余計に観光客を減らしてしまうデフレスパイラルになっているような気がします。


もちろん頑張ってる店も多いです。

あんまりこういうことを書くと水上温泉を貶めているように思うかもしれないけれど、もちろん温泉客が減少したとしても頑張っている店は多いです。
昭和の香りがする温泉まんじゅう屋や射的場、雑貨屋はなんとも昭和の街にタイムスリップしたかのようです。
温泉も日帰り温泉が充実していて、町営の日帰り温泉施設の「ふれあい交流館」をはじめ、大きな温泉ホテルも積極的に日帰り温泉を実施していました。

一通り歩いたので以前訪れた「桑屋」で一服しようかなと思っていたらたくさんのお客で入れずじまい。
この店のようにリニューアルを行い若い人の観光客を集めることに成功している店もあるので、魅力がある所にはちゃんとお客が来ているようにも見られます。
水上温泉復活はみなかみ町側も積極的に動かないと難しいのかもしれません…


◆おまけ

パブ満行。

水上温泉街を歩いていて見かけたパブ。
名前で思わず噴きましたが、「まんぎょう」と読むみたいです。
残念。

◆秋の水上温泉旅行
秋の水上温泉旅行【目次】



※ 当サイトの各種サービスをその利用規約等で定める範囲内でご利用いただく場合や、著作権者の許諾なく著作物を利用することが法的に認められる場合を除き、無断で複製、公衆送信、翻案、配布等の利用をすることはできません。また、利用が認められる場合でも、著作者の意に反した変更、削除はできません。記事を要約して利用することも、原則として著作権者の許諾が必要です。
※ 当サイトの情報は執筆当時の情報を元にしているため、現在の内容とは異なる場合があります。