樽見鉄道織部駅。

樽見鉄道の織部駅で下車しました。
この駅は木造の駅舎がいい感じですが、それ以上に面白いものがありました。
それは…


道の駅 織部の里もとす。

駅前に道の駅「織部の里もとす」があります。
鉄道駅と道の駅が接続しているのは実はここが最初とのこと。
自動車でも鉄道でも来ることができる道の駅という発想はありそうでなかったものかもしれません。

この道の駅の由来は、戦国時代に織田信長、豊臣秀吉に仕え、徳川秀忠ほか諸大名に茶の湯を教えた大名茶人・古田織部の出生地がこの辺りということで道の駅ができたそうです。
古田織部と言えばこのブログでもたびたび取り上げている漫画「へうげもの」の主人公でもあるワケで、これ目的でぶらぶらするのもありかもしれません。
とはいえまずはお腹が空いたので何か食べたいところです。


織部正定食。

道の駅の飲食店に行ってみると、そばが名物の定食がメインになっていました。
そこにはいろいろな定食があって、中には「織部正定食」という古田織部の官職である織部正をそのまま定食名にしているものがありました。
せっかくなのでエイボンさんが注文していました。
本当はおいらも注文したかったのですが、そばアレルギーのためそばが一切食べられないので、無理せずカレーライスを食べることにしました。


織部の里米が当たります。

実は織部正定食を注文した理由が1つありまして、今は道の駅の開業10周年記念ということで、織部正定食を注文するともれなく米が1kgプレゼントという特典がありました。
この米は岐阜県産のハツシモですが、「織部の里米」というブランドもつけていました。
本当に何から何まで古田織部につなげている感じですね。


織部展示館。

本来なら古田織部の展示館、織部展示館も見て行きたかったのですが、入館料が必要なことや樽見鉄道の運転本数が約90分に1本であるため今回は諦めることにしました。
ぱっと見て回るのもありかなと思ったのですが、流石に10分で全部見て回るのはお金が勿体ない…
また来れる機会があればじっくりと見たいですね。
ちなみに中には古田織部の一生の紹介や織部焼の展示などがあるそうで、茶器名物の展示はないものの楽しめそうな展示館のようです。


古田織部の里散策マップ。

そして織部駅の駅舎内に貼られていた古田織部の里散策マップもありました。
古田織部の菩提寺や山口城跡および城下町を見て回れるウォーキングコースの案内もあるので、こちらも合わせて観光するのも面白そうですね。
「へうげもの」のアニメ化も進んでいるし、これからファンの聖地になったりするのだろうか…気になるスポットでした。

※道の駅 織部の里もとす
http://oribe.or.jp/
住所:岐阜県本巣市山口676
TEL:0581-34-4755


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