樽見鉄道に乗って、再び大垣駅に戻ってきました。
次の目的地に行く電車まで約50分ほどあったので、時間つぶしがてらに大垣市街の観光をすることにしました。
大垣駅からすぐ近くの所に大垣城があるということなので、そちらに向かってみました。


大垣貨物駅跡。

大垣駅南口から歩いて5分ほどのところにある大垣城。
途中、「大垣貨物駅跡」と書かれた駅名標のような看板と国鉄ヨ8000形貨車が2両静態保存されていました。
国鉄ヨ8000形貨車は貨物列車に連結する車掌車です。
貨物駅というのはどんどん縮小傾向にある時代ですが、こうやって歴史を残しているのは嬉しいですね。


大垣城跡。

大垣駅から南方面に向かうと、大通りから1本曲がったところに大垣城跡がありました。
関ヶ原の合戦では西軍の前線基地となったものの、関ヶ原の合戦の結果が早く決着が付いてしまったため関ヶ原に近い城でありながら城での戦もなかったようでした。
大垣城は明治の廃城令でも天守閣が残っていた城であったものの、第二次世界大戦の空襲で焼け、現在の城は1959年に建築され、リニューアル工事がちょうど今年の2月に完了したばかりなのだとか。
なにげにちょうど良い時期に来たかもしれません。


中も見学できるようです。

大垣城の中も見学できるようなので、早速入ってみました。
中には火縄銃や弓などのレプリカを触って本物と同じような重さを体験できるコーナーや、関ヶ原の合戦に至るまでの経緯などの紹介、城の図面などが展示されていました。
100円という入館料金の割に思っていたよりも展示物などが充実していていろいろと楽しめます。
しかし、関ヶ原の合戦の本戦についてはあえて触れておらず、関ヶ原前と関ヶ原後の違いなど、関ヶ原の合戦については別のところで見て欲しい、という割り切りを見せていました。


大垣城からの眺め。

大垣城の復元天守から見た眺めですが、遠くまで見ることが出来なかなか良い眺めでした。
全国にはいろいろな城があるけれど、大垣城もなかなか見所のある城でいいですね。
愛知県・岐阜県など中京地方には復元天守も含めると戦国時代の城が数多く残っているので、機会があればいろんな城を巡ってみたいですね。

※大垣城
http://www.og-bunka.or.jp/guide/castle/index.html
住所:岐阜県大垣市郭町52
TEL:0584-74-7875


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