昨日に引き続き、普通電車に乗って埼玉県まで向かいます。
今日の予定は新潟県から磐越西線を利用して郡山駅へ、そこから東北本線を乗り継いで帰る予定ですが、まず本日のメインイベントの磐越西線の列車に乗車します!

磐越西線は新津駅から会津若松駅を経由し郡山駅までを結ぶ路線です。
途中、阿賀野川に沿って走る路線で風光明媚な路線としても知られ、季節によっては会津若松駅までSLばんえつ物語号が運転されています。


磐越西線 キハE120形気動車。

そんな磐越西線には1日1往復の快速列車の快速あがのがあります。
今回はそれに乗って、終点の会津若松駅を目指します。

今回乗車した快速あがのは磐越西線を走る快速列車で、新潟駅~会津若松駅を駆け抜けます。
磐越西線は新津駅が起点駅ですが、快速あがのは新潟駅が始発のため、既に電車には人がたくさん。
しかも先頭車両に乗車しているのは鉄道ファンばかり。

唖然快速あがのは1日1往復だもんね…

さらに乗車した列車はキハE120形気動車で、わりと新しめの車両です。
鉄道ファンに注目される要因はだいたい揃っているような気がします。


新潟県の田園風景。

今日は雲ひとつないぐらいのいい天気で、車窓もとても綺麗。
そのせいか、JR側もこの好機を逃すまいと先頭車両で動画の撮影を行っていました。
そのため運転席の隣の窓には会津若松駅までずっと駅職員による動画撮影が行われ、先頭からの景色が見づらいとぼやく鉄道ファンも…

唖然自分のことしか考えない鉄道ファンのせいで全体が悪く見られるのよね…

人の振り見て我が振り直せ、といきたいところです。


阿賀野川流域。

列車はどんどん山間部に入ってゆきます。
阿賀野川に沿って進む磐越西線。
咲花駅を過ぎると見覚えのある景色が見えてきました。
このあたりには阿賀野川ライン下りという、屋形船で川下りを行う観光スポットがあるのですが、過去に阿賀野川ライン下りを体験したの時に見た景色を再び見ることができました。
川の上から見た景色とはもちろん違いますが、見覚えのある風景で何とも懐かしい…
さすがに時間が早いからか、それとも冬だからか川下りの船は見つけられませんでしたが、磐越西線沿線の見所の1つでしょう。

津川駅を過ぎると電車は山間部に。
雪が多く積もったところをどんどん走ってゆきます。
雪山にはニホンザルの姿もちらほらと見られ、見ていてとても癒されます。


上野尻ダム。

阿賀野川の上流にどんどん入ってゆき、気が付けば福島県に入っていました。
車窓から見えたダムは上野尻ダムというダムで、大きなダムで驚かされます。
ダムからすぐ先にある旧柴崎橋は橋梁マニアには押さえておきたいポイントですが、快速あがのは上野尻駅を通過してしまうので、あっという間に過ぎてしまいました。


福島県の田園風景。

福島県に入って感じたのは田園風景が広がるところ。
真っ白な田んぼと山という光景です。

天気が良かったこともありますが、磐越西線はなんとも綺麗な車窓だこと…
じっくり見ているだけで癒されます。
これぞ雪山列車という感じですね!

喜多方駅まで来たら、会津若松駅はもう少し。
一度でも観光したことがある所に来ると、なんだか見慣れた景色に感じてしまいます。
野沢駅を過ぎ喜多方駅が近づくにつれ地元客の乗車が増え、気が付けば立ち客もいるぐらい満席に…。
すっかり街に入った感じがしました。

新津駅を出て約2時間。
終点の会津若松駅に到着しました。
長い乗車でしたがとても楽しい路線でした!

◆関連日記
秋の新潟・月岡温泉ぶらり旅【阿賀野川ライン舟下り篇】
福島・山形紀行


◆大糸線・飯山線・磐越西線 大雪の鉄道を楽しむ旅
大雪の鉄道を楽しむ旅【目次】



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