大洗、ひたちなかといろいろと観光したので帰ろうと思ったけれど、せっかくだから何か食べてから帰りたいところです。
何を食べようかと考えたところ、やっぱりあんこう鍋だろう、というワケであんこう鍋をいただくことにしました。
あんこう鍋を提供している店はいくつもあったけれど、駐車のしやすさ等で選んだのは日野治旅館というお店。
予約なしでもあんこう鍋が楽しめる、というワケで入ってみました。
あんこう鍋（醤油味）とあんこうどぶ汁（味噌味）の２種類から選べるので、多数決の結果醤油味のあんこう鍋にすることに。
味噌味ももちろん美味しそうですが、次回の楽しみにしましょう。
まずあんこう鍋が来る前に頂いたのはアンコウの肝、いわゆる「アンキモ」です。
アンキモ！ アンキモ！ アンキモ！
アンキモと聞くと思い出すのは、ファミコンゲームの伝説のクソゲー「美味しんぼ」。
その中の台詞に「アンキモ！ アンキモ！ アンキモ！」というものがあるので、つい言いたくなります。
さて、肝心のアンキモですが、ポン酢につけていただきます。
口に入れるととろっと溶ける感じで、燻製チーズのような味わい…
これまで寿司ネタ等でアンキモは食べてきましたが、その中でもたまらなく美味いです。
アンキモの余韻に浸ったまま、あんこう鍋に突入します。
まずアンコウの肝で作った辛子味噌とアンキモを砕きながら鍋に入れて、スープと混ぜてゆきます。
せっかくの美味いアンキモをスープに溶かすなんて！ と思ってしまいますが、これをやることでスープの旨味が増すのでしょう。
そのあとあんこうの身、キノコ、野菜…と鍋に投入してゆきます。
しばらく蓋をして煮ているといい香りが。
鍋ができたようです。
ねんがんのあんこう鍋だぞー！
見るからに美味しそうなあんこう鍋。
早速いただきます。
醤油ベースだけど味噌の味もする、ハイブリッドな鍋でした。
早速あんこうの身を食べてみると、白身魚っぽい身のところや、コラーゲンでぷるぷるのところが混ざっていてなんとも面白い…
ただあんこうの身には骨があるので、食べるときには注意しないといけないです。
なんだかふぐ鍋を食べているのような、そんな感じになります。
野菜と出汁の相性も良く、どんどん食が進みますが、たっぷりの野菜と具でなかなか減りません。
でも、喋りながら食べていると次第に鍋は減ってゆき、残り少ないところまでやってきました。
ここで、事前に注文しておいた雑炊を投入します。
スープがある程度減って、スープ内にあんこうの骨がないことを確認したところでご飯を投入します。
普通のごはんかと思っていたら、わりと大盛りだったこのごはん。
投入するのは人数分よりも１人分減らしても良かったかも…と思ったけれどもう遅い。
ご飯を入れて一煮立ちしたところで、溶き卵を入れて火を止めて、再度蓋を閉じて30秒…できあがりです！
あんこうの旨味が溶けたスープとご飯の雑炊はやっぱり美味い！
お腹がいっぱいのはずなのに、どんどん入ってゆきます。
みんなでたらふく食べて、大満足なあんこう鍋になりました。
ふと食べ終わってから気付いたのですが、そういえばドリンクオーダーを聞かれなかったので何も飲んでいなかった…
もちろん車の運転もあるのでアルコールを飲まないメンバーもいたけれど、こういう居酒屋でドリンクオーダーを聞かれなかったのはちょっと意外な感じ。
ホテル併設のお店ということで、あまりガツガツしていなかったのかもしれません。
でもその分、あんこう鍋のみを真剣に味わうことができました。
大変美味しゅうございました。
◆おまけ
レジにて「懐かしのガルパンぺナント」があったので、買おうかどうかかなり迷いました…。
さすがに、土産物用に買っても誰も喜ばないぞこれ…
※日野治旅館
http://www.hinoji.co.jp/
住所：茨城県東茨城郡大洗町磯浜町6879-6
TEL：029-266-1551
◆海とガルパン、大洗ぶらりドライブ
→海とガルパン、大洗ぶらりドライブ【目次】
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