10:57に象潟駅を出発する電車に乗って、どんどん南下してゆきます。
終点酒田駅到着予定は11:37。
酒田駅までは約40分の電車の旅。
この電車で山形県に入ります。
羽越本線は海沿いを走る部分も多く、見ている景色も楽しめます。
とはいえ先ほどまで象潟海岸を見ていたせいか、海に関する満足度も高まってテンションは普通の状態に。
山から突然海が見えてもちょっとじゃそっとじゃ驚かないようになっていました。
しかし…
なんだかすごい駅を通過したぞ！
山の中にあるぽつんと寂れた無人駅。
しかも普通電車なのに通過駅です。
調べてみると、女鹿（めが）駅という駅で、朝に２本、夕方に３本しか停まらない秘境駅です。
これは、思わず見て興奮してしまいました。
女鹿駅の駅名標すら撮れなかったので、隣駅の駅名標で我慢。
女鹿駅と書いて「Mega」になっているのはまさに面白い…
今回は下車しませんでしたが、吹浦駅も景色が綺麗な感じなので、この駅でも一度降りて海岸を散策したいですね。
11:37。予定通り酒田駅に到着しました。
酒田駅は過去に訪れたことがあるので、あかり姉さんも今回は早く別の海を見たいということに。
というワケで、ここはあえての裏技で11:45発の陸羽西線の車両に乗ります。
陸羽西線は新庄駅～余目駅を結ぶ路線です。
しかし運行形態としては余目駅で停車せず、酒田駅まで乗り入れているものがほとんどです。
今回新庄方面に行くと取り返しがつかないことになるので余目駅で下車します。
余目駅に到着しました。
現在ではこぢんまりとした駅舎になっていますが、きらきらうえつや特急いなほが停まる主要駅の１つです。
近年では映画「おくりびと」の舞台になったということで、広末涼子さんが立っていた場所はここ！とか印がついていたりと「おくりびと」聖地巡礼に力を入れている感じでした。
余目駅で待っていて、次にやってきたのは鶴岡駅止まりの電車でした。
せっかくなのでそれに乗って鶴岡駅に向かい、昼食をとることにしました。
鶴岡といえばだだ茶豆。おそらく茶豆やずんだもちづくし何だろうなぁと思って土産物屋を見てみると、予想通りの光景が広がっていました。
しかし…
昼食を食べようと駅前のデパートに入ろうと思っていたら閉店していたりと飲食店という意味で暗雲がたちこめます。
仕方がないので食事はファストフードで軽く済ませ、予定よりも早いですがあつみ温泉駅に向かうことに。
本日乗車予定のきらきらうえつは一応酒田駅から指定席切符を買っているけれど、あつみ温泉駅から乗ることにしましょう。
鶴岡駅からは南へ、あつみ温泉駅を目指します。
実は酒田駅からあつみ温泉駅までの間は内陸部を通るため、海の景色は期待できません。
そのため多少うとうとと…
さすがにいろいろと歩いて疲れが見えてきたのかもしれません。
14:04。予定よりも早いペースであつみ温泉駅に到着しました。
ちょうど反対ホームにはE653系の特急いなほが停車していました。
実は途中で何度もすれ違ったものの、なかなか出会えなかったE653系の特急いなほ。
ようやく見ることができました。
◆関連日記
→本気でぶらり旅：陸羽西線
◆ゆりてつと羽越本線ぶらり旅
→ゆりてつと羽越本線ぶらり旅【目次】
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