東京ビックサイトで5/14~16まで行われているIT関連の展示会。
展示会の来訪者からいかに新規顧客を見つけるかどこの企業もせめぎあっていますが、よくある手法としては名刺交換やアンケート記入で景品や粗品をプレゼントする企業がたくさんいるということです。


定番のウェットティッシュ。

企業からの粗品は時期にもよりますが、社名入りのウエットティッシュだったりボールペンだったり。
もちろんこれはこれで嬉しいしよく使うものになるので会社名も合わせて覚えてもらって一挙両得、という部分もあるのでしょう。
ただ、配っている企業が多いので最初の2~3個を貰ったらもう要らない…と感じることも少なくない感じです。


うまい棒。

簡単なノベルティと双璧をなすのがミンティアやうまい棒などのお菓子やジュース等と名刺交換をするという企業です。
もちろん会場を歩いているとカロリーを消費するし、また喉も乾くのでこういう会社は非常にありがたいです。
しかし、市販の商品と同じものを配っている会社の場合、正直どこから貰ったのかどうか忘れてしまうこともしばしば。
もちろんジュースやお菓子と同時に企業のパンフレットやカタログチラシも貰ったりするのですが、さっぱり印象に残らない…ということが多々あります。

唖然実際、まい泉のかつサンドをくれた企業名を忘れちゃっていたしなぁ…

名刺獲得率は高いけれど企業名を覚えてもらいづらい…
おそらくそんなデータが出てきそうな気がします。
ここから先は個人的に気になったノベルティを紹介してゆきます。


かわいいクリーナーも。

親会社の富士通からの買収報道でも揺れるニフティでは、羊の形をした竹炭消臭クリーナーを配布していました。
パソコン回りだと確かに埃が気になるのでこういうグッズはありがたいけれどなんというか使いづらいというか…
とはいえニフティって羊キャラで押していた感じはしないので、たまたまこういうノベルティを選んだのでしょうか。
ちょっと気になります。


金の延べ棒ティッシュ。

続いてはこんな金の延べ棒っぽい形をしたなにか。
これを配っているとつい目に留まってしまいます。
実はこれは金の延べ棒型の箱ティッシュなのですが、この箱のインパクトだけでつい手が伸びてしまうのはなんとも小市民かもしれません。


ぬいぐるみまで。

与信管理などを行うリスクモンスターという会社は自社キャラクターのぬいぐるみを配布していました。
帝国データバンクのような企業調査をする会社ですが、なぜかこんなゆるい感じのキャンペーンで数年以上も取り込みを図っているようです。
これを貰って必要かと言われるとそうでもないのですが、なぜか気になる商品。
メインターゲットの総務・経理といえば女性比率が高いので、それを狙った戦略なのかもしれません。


タオルも意外と定番。

意外ともらってうれしいのはタオルなどの布製品。
普段使いというよりは会社で雑巾とかそちらに回される可能性が高いですが、なんだかんだで軽いし何度も使えるしありがたいです。
ちなみにintelはやっぱり缶に「インテル入ってる」をやりたかったのでしょうか。

などといろんな企業のノベルティを見てきましたが、IT系のイベントなので萌え関連のノベルティがあってもいいじゃない…
そう思っていろいろと回ってみたのですが、意外と少なかったのですが確かにありました。
せっかくなので、それらも紹介したいと思います。

萌え缶パン。

レノボPCベースのノートパソコン、ThinBootZEROのブースではオリジナルキャラクターを投入したキャンペーンを大々的に行っていました。
和風のような、東方シリーズに出てきそうなこのキャラクターのイラストの缶パンです。

ブースにはこのキャラクターと同じ格好をしたコスプレイヤーさんもいてすごく写真を撮りたかったのだけど、こういう展示会って撮影禁止なので撮影できず残念無念です。
もちろん、ThinBootZeroを法人導入したいと考える企業とかであればついでに撮影、とかもできそうな気もしれませんが、それはそれでなかなかハードルが高いです。
秋葉原とかでキャンペーンをやっていたりしたら、その時に撮影できるでしょうか。
期待してホームページを見てみたけれど、萌え色が全くない状態で残念さ2割増しです。


キャラクター漫画とかグッズとか。

続いては萌えキャラクターよりもカレーの景品に釣られてゲットしたところです。
カレーはともかく、パンフレットや冊子も自社オリジナルキャラクターのマイさん仕様になっています。
企業ホームページでは推していないようですが、イベントでは前面に出しているキャラクターで、おいらみたいなアニメ絵に釣られる人をターゲットにしているのでしょうか。

唖然か、カレーに釣られただけなんだからねっ!


おいIPA。

そして最後はIPA(独立行政法人 情報処理推進機構)。
先日のOpenSSLの脆弱性に対する警告を発したり、IT関連のセキュリティ・脆弱性に関する告知で知られる行政法人であり、また山手線等に乗っていると「パソコンソフトの不正コピーはだめ」とか「怪しいスマートフォンアプリに注意」とか警告している広告を出しているところですが、国家試験のITパスポート試験の申込者拡大のため公式キャラクターを作ってアピールしていました。
ちなみにこの公式キャラクターの上峰亜衣さん、今年の3/31に公開されたばかりのキャラクターで、Pivixでキャンペーンをやっていたみたいですね。

唖然知らなかった…そんなの…

ちなみにITパスポート試験の去年の公式キャラクターは初音ミクさんだったそう。
こうやって少しづつ萌え路線でもアピールしたりしているのかな…と感じたおいらでした。

もちろんこういう展示会で「御社のアニメキャラを作ります!」と言っている企業もあったけれど、そういう企業も意外とお堅いパンフレットだったりして意外と地味だったりわりと高かったり。

唖然実はキャラを作るよりもハローキティさんと企業コラボした方が安いんだ…

ありもののキャラクターと新規で起こすキャラクターの違いもあれど、意外な実像が見えてきて、なるほどなぁとも感じた今回の展示会でした。


◆関連日記
大崎で行われたサンリオ展示会に参加してきた!



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