秋田駅から特急いなほに乗って遊佐駅までやってきました。
さてここから本日の目的地に向かいます。


普通電車に乗って。

遊佐駅から秋田行きの普通電車に乗って2駅。
やってきたのは女鹿駅という小さな駅です。


女鹿駅のホーム。

女鹿駅は森の中にある小ぢんまりとした駅です。
この駅の駅舎を見てみると…


女鹿駅駅舎。

唖然なんという秘境駅でしょう!

かつては信号所だった女鹿駅。
トワイライトエクスプレスが運転停車することで知られるこの秘境駅は、前回のゆりてつ観光の際に見かけて以来、一度は来たかった所でした。
今回たまたま行けるチャンスがあったので、頑張って来てみました。


女鹿駅内部。

早速駅舎内に入ってみると、ちょっとした待合室がありました。
電気をつけることもできますが、この薄暗さが秘境駅といったところでしょうか。
あとは駅ノートがあるぐらいです。


女鹿駅時刻表。

女鹿駅が秘境駅と呼ばれる所以は、この変則的な時刻表にあります。
秋田→酒田方面は1日2本、しかも朝のみ。
酒田→秋田方面は1日4本、午後しかありません。

今回女鹿駅に到着したのは18:12の電車だったので、もし次の電車で来ていたら隣の駅まで1時間以上、真っ暗な中を歩くことになります。
それだけは避けたいと特急列車を使って時間を間に合わせました。


女鹿駅を外から見たら。

女鹿駅にはドアが2つあって、1つはホームに出るドア。
もう1つが駅の外に出るドアです。
駅の外から見てみると、壁には何も書いてなく、もはや駅なのかどうかわからないような建物です。
正直、この建物だけを見たらここに駅があるなんてまずわかりません。


女鹿駅入口。

そんな女鹿駅への入口はこんな感じ…

唖然なんということでしょう。

普通の人なら絶対に気付かないレベルの看板です。
それでもカーナビなどで来ようとした人がいたのか、おいらが女鹿駅を出て国道に出た頃、女鹿駅に車で入って行く人がいて思わず噴いてしまいました。


国道7号線の看板。

女鹿駅は国道7号線に面しているものの、あたりには集落がない感じで完全にバイパスの途中という感じです。
集落までは約2~3km離れているとのことですが、駅を出てしばらく歩くと海岸線が見えてきます。
今回ここまで来た理由には、女鹿駅から夕日を見たい…
というワケで集落まで向かわず、海に面したところで夕日を楽しむことにしました。


女鹿駅からの夕日。

女鹿駅からの夕日。
本当に綺麗です。
他に人もおらず、この景色を独占していました。
思っていたよりも国道7号線の車通りが多く、後ろから車の走行音がずっと聞こえていますが、時折車がいなくなり、海の波の音だけになる時もあって、自然を感じます。


女鹿駅からの夕日。

空はだんだん青く夜に差し掛かり、そして海は黄金色に輝きます。


女鹿駅からの夕日。

そして太陽が沈む直前、海も空も黄金色に輝きます。
これが日本海の夕日です。
今日は天候に恵まれ、本当に綺麗な夕日を見ることができました。


女鹿駅駅名標。

女鹿駅に戻ってみると、辺りはすっかり夜に。
本日最後の電車で宿に向かいます。
秘境駅でしたが本当に楽しめました。
女鹿駅に来るなら、夕方が最高ですね。

◆北海道・東北乗り鉄の旅
北海道・東北乗り鉄の旅【目次】


◆7/20(日)の乗車計画
22:00発 札幌 はまなす(寝台)
05:39着 青森

06:00発 青森 JR奥羽本線 弘前行
06:37着 川部
06:49発 川部 JR五能線 鰺ヶ沢行
07:18着 五所川原
07:59発 五所川原
08:14着 陸奥森田
09:16発 陸奥森田 JR五能線 弘前行
09:23着 木造
09:38発 木造 リゾートしらかみ2号 秋田行
09:56着 鰺ヶ沢
10:48発 鰺ヶ沢 JR五能線 弘前行
12:07着 弘前

12:43発 弘前 JR奥羽本線 秋田行
13:30着 大館
13:45発 大館
14:34着 東能代
14:41発 東能代
15:38着 秋田

16:36発 秋田 いなほ14号 新潟行<当駅始発>
17:49着 遊佐
18:02発 遊佐 JR羽越本線 秋田行
18:11着 女鹿
19:18発 女鹿 ←今回はここまで
19:33着 象潟


◆関連日記
ゆりてつと羽越本線ぶらり旅【羽越本線(象潟~酒田~あつみ温泉)篇】



※ 当サイトの各種サービスをその利用規約等で定める範囲内でご利用いただく場合や、著作権者の許諾なく著作物を利用することが法的に認められる場合を除き、無断で複製、公衆送信、翻案、配布等の利用をすることはできません。また、利用が認められる場合でも、著作者の意に反した変更、削除はできません。記事を要約して利用することも、原則として著作権者の許諾が必要です。
※ 当サイトの情報は執筆当時の情報を元にしているため、現在の内容とは異なる場合があります。