止別駅、藻琴駅と寄り道して「釧網本線駅舎喫茶店シリーズ」最後はやはりこの駅に行かなければいけないでしょう。
というワケで北浜駅にやってきました。


北浜駅駅舎。

北浜駅もまた大正時代に建てられた駅舎で、現在は旧事務室にて喫茶店「停車場」を営業しています。
この喫茶店は1986年から営業していて、約30年もの間喫茶店を営業しています。
またこの駅の喫茶店の成功が、藻琴駅や止別駅での駅中喫茶店開業につながったとも言われている、まさに歴史を感じさせる喫茶店です。
北浜駅自体は約2年ぶりの再訪ですが、前回来た時は喫茶店が営業時間外なので、喫茶店が楽しみです。


貼られている名刺の数が整理されてるけどまだ多い。

その前に気になったのが、北浜駅に貼られている名刺の数々。
相変わらずたくさんの名刺ですが、何だか心なしか少なくなったような…
もしかしたらあまりに増えすぎて、一部減らされてしまったのでしょうか。
過去においら達が貼ったメモもなくなっているようです。

唖然旅の記念だから仕方ないか…

おそらく時刻表とかも見えづらくなるぐらい埋め尽くされてしまったのでしょう。
気を取り直して、喫茶店に入ります。


喫茶 停車場内。

喫茶「停車場」の内部は古き良き喫茶店のような感じで、バーカウンターのような席もあるのが特徴です。
店内にはたくさんの鉄道関連のグッズが並び、とてもいい雰囲気。
そして気さくな女性店主が1人で切り盛りしていて、いろいろと話しかけてきてくれたり、また記念撮影を撮ってくれたりしてくれました。


店内からホームを眺める。

北浜駅もまたラーメンがありますが、さすがにラーメン3杯目は辛い…
というワケでコーヒーをいただきます。
窓の外の釧網本線やオホーツク海を眺めながらコーヒーを飲む。
実に幸せなひと時です。


北浜駅は夕日が似合う。

マスター曰く「北浜駅は夕日が似合う」とのことなので、せっかくなので撮影してみました。
西方向…網走方面側に沈む太陽が見えるため、必然的にこの角度がいい感じになりそうです。
もちろん逆側からも試してみましたが、やはり沈む太陽が入った方がいい感じになりますね。


夕日に照らされる線路。

さらに北浜駅には木造の展望台もあるので、そこに上るとこんな風景になりました。
沈む太陽と光る釧網本線の線路。
これも定番の撮影風景ですね。
これで電車が来れば最高なのですが…タイミングが合いませんでした。


そして電車が来た。

夜もまた北浜駅はいい感じになるとのことで、ちょっと粘ってみました。
知床斜里方面行きの電車がやってきたので撮影を行います。
電車からの光、北浜駅からの光…
もうちょっと拘ったらもっといい感じの写真になったかもしれません。


日没後の雰囲気が最高とのこと。

日没後、暮れなずむ空と北浜駅。
人工的な光と自然の光のバランスをうまく撮るのは面白いですね。
いろいろと粘りたくなります。

また、マスターがいろいろと喋ってきて、鉄道の話や観光の話など、いろいろと面白い話が聞けました。
本当、釧網本線にはたくさんの駅舎喫茶店があるけれど北浜駅が老舗だけあってすごいですね!

そんな北浜駅のマスターおすすめは川湯温泉駅の駅ナカ喫茶店とのこと。
こちらも1987年にオープンした老舗の喫茶店で、雰囲気がまた良いとのこと。
以前川湯温泉駅に行った時に寄り道した時にいいと思ったけれどやはり良かったのか…と実感したおいら達。
そして改めて北浜駅はいいところだなぁと実感しました。

◆3日目(5/1)の予定
・納沙布岬
・JR東根室駅
・JR厚岸駅(再訪)
・道の駅スワン44ねむろ
・野付半島
・道の駅知床・らうす
・知床峠
・道の駅ウトロ・シリエトク
・オシンコシンの滝
・JR止別駅
・JR藻琴駅
・JR北浜駅 ←今回はここまで
・JR美幌駅
・JR北見駅


◆春の北海道・道南道東ドライブの旅2015
春の北海道・道南道東ドライブの旅2015【目次】


◆関連日記
秋の北海道・道北道東ドライブの旅【北浜駅篇】



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