軽井沢駅に到着しました。
駅前にはアウトレットモールがあったり一大観光地があったりと見るべきものは多いですが、おいらが軽井沢駅に来た観光目的は…こちらです!


(旧)軽井沢駅記念館。

かつての軽井沢駅駅舎を移築した「(旧)軽井沢駅記念館」です。
移築というよりは復元という言葉の方が正しいでしょうか、わりと新しい感じの建物です。
入館料は200円かかりますが、せっかくなので見てゆきましょう。


貴賓室のみ撮影可能。

館内では昔の信越本線でのなじみの品々や、横川~軽井沢間のアプト式鉄道に関する展示物などがありますが、どれも撮影禁止。
撮影可能なのはこの貴賓室のみなのでここだけ撮影してみました。
わりとこぢんまりとした記念館という感じです。


(旧)軽井沢駅名標。

奥にはかつての軽井沢駅の駅名標があり、横川駅と隣駅だったことがうかがわせます。
横川駅までは11.2km。
近いけれど山あり谷ありで難所だったところが、現在では新幹線で1本につながったと考えると感慨深いものですね。


アプト式鉄道時代の車両が。

こちらには鉄道遺産としてアプト式鉄道時代の遺産として国鉄EC40形電気機関車が展示されていました。
蒸気機関車でも登れない急坂をアプト式鉄道によって走行できるようにするため1911年(明治44年)に製造され、1936年(昭和11年)に役割を終わるまで信越本線横川~軽井沢区間で活躍し、当時この区間を49分で結んでいたそうです。
現在は同区間をJRバスが運行していて、だいたい30分程度のダイヤで結んでいますが、当時としてはやはり画期的なスピードだったのでしょう。

同じく展示されているのは国鉄165系電車。
EF63形電気機関車と連結をすることで24分まで短縮することができたそうです。
こうして少しづつ進化を遂げながら、現在は新幹線で横軽を通過するようになったんだなぁと実感します。

思っていたよりも楽しめる内容で大満足。
展示物はそこまで多くはないけれど、見ていて楽しめた記念館でした。

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