群馬県甘楽町には大人気の工場見学スポットがあります。
前々からずっと気になっていたこともあり、今回そこに向かってみました。


こんにゃくパーク。

やってきたのはこんにゃく製造で知られるヨコオデイリーフーズ本社工場の「こんにゃくパーク」です。
群馬県と言えばこんにゃくの製造が日本一ということは知られていますが、そのうちの約15%以上をヨコオデイリーフーズが製造しているそう。
首都圏でもこんにゃくを取り扱っている所もあり、わりとシェアは高いメーカーのようです。

そんなヨコオデイリーフーズの本社工場に併設して、工場見学施設と直販ブースを兼ねた「こんにゃく博物館」が平成23年にオープン。
現在は「こんにゃくパーク」と名前を変え、そしていろいろなマスコミにも取り上げられる、魅力的な工場見学スポットとしても知られています。
今回訪れたときも大変な人手。
はたしてこんなに混雑していて大丈夫なのかと思うのですが、早速入ってみましょう。


誰でも無料でこんにやく工場を見学できる。

中に入ると、まず工場見学の手続きを進めます。
そして2階に上がると、壁にこんにゃくができるまでの説明や製造方法、こんにゃく芋についての情報など、いろいろなことが書かれている状うコーナー、そして実際にこんにゃくを製造している工場を上から見ることができる工場見学コーナーを続けて見ることができます。
こんにゃく芋は収穫まで3年の年月がかかることとか、こんにゃくの製造には芋から作る方法と、製粉したものから作る方法があるということなど、知らないことがたくさんでした。


メインはやっぱり無料バイキング。

こんにゃくの事を知りたい人が多いからこんにゃくパークは大人気なのか…
ということはあまり考えられませんが、それでもたくさんの人を集めている理由はこちらです!

唖然こんにゃくが食べ放題…だと…

こんにゃくがなんと無料で食べ放題!
こんな嬉しいことがあるのか! と感動です。
場合によっては1時間以上も並ぶというこんにゃくバイキング、今回はたまたま空いていたのか、並んで40分ほどで食べることができました。


いろんなこんにゃく料理を食べることができる。

こんにゃくバイキングは、定番の味噌田楽の他、創作こんにゃくがたくさんの種類があり、それらを無料で好きなだけ食べることができます。
例えば7月限定のこんにゃくは「冷やしそうめんこんにゃく」。
そうめんのような舌触りのこんにゃくに、めんつゆや生姜を掛けると、こんにゃくなのにそうめんの味!
こんにゃくなのに普通の料理を食べているかのような感覚になるため、こんにゃくの独特の味が苦手という人にもオススメです。


みんなこんにゃくだなんて。

食べ放題なのでトレイにいろいろと盛り付けてみましたが、実はどれもこれもこんにゃくです。
冷やしそうめんの他にもタケノコとこんにゃくの煮物のような定番料理からキムチ和えこんにゃくやカレー味こんにゃくや酢豚こんにゃく、ソース焼きそぱこんにゃくなど、こんにゃくでいろんな食材の食感を実現しているのが凄いですね!
なので味つけはほぼ調味料のみということで、確かにこれはヘルシーです。


ラーメンこんにゃく。

こんにゃくパーク一押しなのがこちらのラーメンこんにゃく。
ラーメンの麺そっくりの食感のこんにゃくで、中華スープと一緒に食べると、まさしくこれはラーメン。
麺が小麦粉ではなくこんにゃくになったことで、かなりの糖質制限ダイエットが期待できそうです。
意外と美味しいのでどんどん食べたくなる、そんなこんにゃくです。


結果的に田楽が一番美味い。

いろんなこんにゃくがあったので一通り全種類食べてみたけれど、結果的に一番おいしいのは味噌田楽なんだなぁと実感させられます。
もちろん変化球のあるこんにゃくも面白いけれど、食べたくなるこんにゃくはやっぱり田楽。
なんだかんだで田楽は完成された味なのかもしれません。


そして売店で買い物したくなる。

たらふくこんにゃくを食べたところで、売店に来てみると先ほどまで食べ放題で食べたこんにゃくがたくさん!
ここで食べた感動を家でも、ということで持ち帰りができるようになっています。
ちょうどこんにゃくパークの責任者の人がテレビ番組のインタビューで語っていたところによると「無料のバイキングは試食サービスの一環」なのだそうで…
そう考えると食べてもらって味に納得して買ってもらうというのは理に適っています。


こんにゃく詰め放題という魔力。

そしてさらにこんにゃくの詰め放題という魅力的なサービスまで。
500円でこんにゃくを袋に詰め放題ということで、たくさんの人がチャレンジしていました。
しかもこんにゃくは常温でも保管可能。
持ち帰り客向けには常温保存可能というのはかなり嬉しいので、ついついたくさん買いたくなります。

唖然でもこんにゃくは水分が多いから、重いよね…

おいら達もついついいろいろと買ってしまったけれど、2,000円ぐらいでかなりたくさん買い物をすることができました。
でもその分重い荷物になってしまったので、車で来ていて正解でした。


足湯まである。

そして屋外にはなんと足湯のコーナーがありました。
あいにくの雨だったので入りませんでしたが、地下水を汲み上げ、それを工場から出る熱を使って湯を沸かし、足湯施設として活用しているそう。
本当にいろいろと楽しめる工場になっていて、これは確かに人気の工場見学と言われるだけあるなぁと実感させられました。

※こんにゃくパーク
http://konnyaku-park.com/
住所:群馬県甘楽郡甘楽町小幡161-1
TEL:0274-60-4100


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