本日の宿は前々から計画していた通り、四万温泉で宿泊します。
四万温泉は吾妻線沿線にある温泉の1つで、草津温泉や伊香保温泉と並んで人気の温泉街。
山奥にあるため、夜になったらほぼ真っ暗という状態でしたが、なんとか宿に着くことができました。


四万温泉 はつしろ旅館。

今回宿泊したのははつしろ旅館さん。
四万温泉の観光協会近くにある、こぢんまりとした温泉宿です。
素泊まり可能、24時間自家温泉に入れるとあって利用してみました。


四万川を一望できる。

宿からは四万川を眺めることができる部屋で、川の音を聞いているだけで癒されます。
ただ、窓を閉めても川の音を完全に消すことはできないので、静かに寝たい人にはちょっと辛いかも。
個人的には心地よい音だったので特に気になりませんでした。

肝心の温泉はと言うと、ややぬるめで無臭ながら、入っているとどんどん体が温まる温泉。
しかも源泉かけ流しなので、豊富な湯量の温泉の中浸かるのはたまりません。
本当に長居したくなる温泉ですね!


豪華な朝食。

今回は素泊まりとはいえ、朝食を付けてみたところ、朝からボリュームのある朝食で大満足!
こんにゃく、漬物、山菜…山の幸たっぷりのおかずがたくさんで、朝からがっつりと食べることができました。


四万温泉を散策します。

せっかくなので、四万温泉をぶらぶらと散策してみました。
四万川沿いに温泉宿が並ぶ四万温泉。
観光地の温泉というよりも静かな温泉で、文豪が数週間ぐらい滞在するような雰囲気がある、大人の温泉街です。

夜にはちょうちんを持って街中を歩く「ちょうちんウォーク」なども行われているそうで…
風情のあるイベントも行われているようです。


川の真横に温泉が。

四万温泉には飲泉所や足湯コーナーもちらほら。
飲泉所で温泉水を飲んでみると…

唖然不味い…

カルシウム・ナトリウム硫酸塩泉とのことですが、なんというか卵の白身をお湯に溶かして薄めて飲んでいるかのよう。
もうちょっと塩味が欲しくなる、そんな温泉でした。

さらに無料の温泉場もちらほら。
東京行きのバス停もある萩橋のたもとにある公衆浴場はなんと川の真横。
露天風呂ではないようですが、なかなか豪快なところにも温泉があります。


日本最古の温泉建築、積善館。

四万温泉に来たら見ておきたい建物が積善館です。
日本最古の温泉建築と言われ、映画「千と千尋の神隠し」の舞台になったといわれ、それ目当てに宿泊する人も少なくないとか。
とはいえ宿泊するとそれなりのお値段になってしまうので、今回は眺めるだけになりました。

また、積善館以外の温泉宿もいろいろと集客の為あの手この手の施策を行っていて、四万グランドホテルでは「ハローキティの湯」という女性専用の大浴場もオープンしているとのこと。
あかり姉さんが非常に食いついていたので、また改めて来たくなりますね!


四万温泉の摩耶姫ちゃんと不動くん。

硬派な感じの四万温泉ですが、「摩耶姫ちゃんと不動くん」というマスコットキャラクターもありました。
写真撮影用のパネルが各地のお店で飾られていたりするのでつい気になってしまいます。

唖然このパネルは…あぼしまこさんデザインかしら?

表だっては描かれてなかったけれど、絵柄の感じからしてあぼしさんっぽい…
四万温泉の各地で見かけたのでびっくりしました。


摩耶姫ちゃんクッキーも。

そして四万温泉のオリジナル商品の摩耶姫ちゃんクッキーもありました。
温泉宿でも提供されるこのプリントクッキー。
大変美味しゅうございました。

近くの草津温泉とは全然雰囲気が違う、奥座敷のような四万温泉。
草津温泉もいいけど、四万温泉もいいですね!
堪能しました。

※はつしろ旅館

住所:群馬県吾妻郡中之条町四万4237-53
TEL:0279-64-2510


◆夏の群馬県満喫の旅
夏の群馬県満喫の旅【目次】



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