当初の予定では宝川温泉に行って、大きな混浴露天風呂に行こうとも思っていたけれど、道の駅みなかみの駐車場が混み混みだったこと、そしてあまりに暑い日だったので、温泉に入りたいという気分ではない感じ。
せっかくなので、さらに北上して湯檜曽、そして土合駅を目指します。


湯檜曽温泉足湯。

湯檜曽駅を過ぎると小ぢんまりとした温泉街が広がります。
今回はその途中にある足湯で休憩することにしました。


リア充爆発。

鉄道駅の湯檜曽駅に寄り道する度に湯檜曽の足湯、または湯檜曽温泉に入って一休みしているので、今回も足湯でゆっくり休憩することに。
ほぼ貸切でゆっくり休憩することができました。
あかり姉さんはこの足湯に入ったことがなかったので、ひとつ念願が叶いました。


夏の土合駅。

せっかくなので、さらに先に進んで土合駅を目指します。
土合駅は群馬県最北の駅で、鉄道ファンにはたまらない駅としても知られています。
これまで何度も訪れたことがあるけれど、電車で来るばかりで車で来たのは初体験。
あかり姉さんも夏の土合駅は初めてなのでテンションが上がっています。

土合駅は無人駅ですが、観光地として知られるようになったのでしょうか。
思っていたよりもたくさんの人が駅前に駐車しています。
ここから谷川岳方面の登山をする人も少なからずいると思うけれど、大半の人が駅の中に入ってゆくので、やはりトンネル駅を堪能するのでしょうか。


谷川岳で釣りをする人も多数。

また一部の人は、釣りを楽しんでいました。
谷川岳を流れる川って釣りのイメージがなかったのですが、意外と魚がいるのでしょうか?
土合駅と言えば秘境駅、というイメージが強かったのに、どんどん観光スポット化していて驚いているおいらです。


さて土合駅に。

せっかくなので土合駅に入ります。
夏の土合駅はおいらは2度目。あかり姉さんは初めて。
群馬県の山奥にある無人駅が何故人気スポットなのか…
それは中に入るとわかります。


ホームに行くまで486段の階段が。

土合駅から新潟県方面の電車に乗るためには、462段+24段の計486段の階段を降りる必要があります。
薄暗くて先が見えないぐらいの階段の下にホームがある…
かつては地上にあるホームで上下線の電車が停車していたけれど、複線化し、谷川岳を抜ける清水トンネルが完成したことにより、清水トンネルの内部にホームを作ったのがこの土合駅です。
「トンネルの中にある駅」として知られています。

今日はものすごい暑い日だったけれど、やはりホームは涼しいのでしょうか。
期待しながら歩いてみました。


下まで降りてみた。

486段の階段を降りてホームに到着しました。
もう地上がはるか先に。
でも、トンネル内はやや風が吹いていて天然のクーラーのようで本当に涼しいです。
途中、何人もの人とすれ違い、みんな観光目的でこの駅に来ていることがわかります。


土合駅ホーム。

土合駅のホームでしばらく佇みます。
次に電車がやって来るのは40分後ぐらいとのこと。
土合駅までやってくる電車の本数は1~2時間に1本のため、それぐらいの時間の待ち時間なら短く感じますが、今回は電車に乗らないため再び上に戻ります。

唖然ああ…上は暑いんだった…

涼しくて快適な土合駅の地下から、暑い地上に出ると思うと、486段の階段を登るのもつらいですが、それ以上に辛く感じます。


ようやく戻ってきた。

階段を登るたびにだんだん気温が上がってきて、さらに湿度も高くなってきました。
特に300段あたりが、気温も湿度も高くて不快な感じ…
おそらく暖かい空気が冷えて湿度が水滴化しているあたりがだいたいこのあたりなのでしょう。
ベンチもあるけれど、座っていると逆に体力を奪われそうだったので、やや急ぎ目で上に戻ります。

なんとか上まで戻ってきたときにはもうすっかり汗だくに。

唖然温泉に入らずにここに来てよかったわ…

もう全身汗だくのおいら達。
そういえば前回夏に土合駅を利用した時はホームを降りてそのまま電車に乗ったんだっけ…
そんなことを思い出したおいらでありました。

◆夏の群馬県満喫の旅
夏の群馬県満喫の旅【目次】


◆関連日記
秋の水上温泉旅行【土合駅地下篇】
鉄道トンネル堪能の旅【土合駅地下篇】
土合・湯檜曽・水上 ~トンネルと雪と温泉と~【土合駅下りホーム篇】



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