大間崎でマグロ丼を堪能していたら時間はもう16時。
もうそろそろ日が落ちる時間帯です。

大間崎から大間町の中心部までは約4kmほど離れているため、車で進み、ここで新青森から3日間乗車していたレンタカーを返却しました。
鉄道もない所で車を手放してどうするのか…
実は、こんな移動方法がありました。


津軽海峡フェリー。

レンタカー屋からちょっと歩いたところに大間埠頭、そして津軽海峡フェリーがありました。
津軽海峡フェリーは大間港~函館港の間を1日2往復運航していますが、このシルバーウィーク期間中は1往復増便されて3往復に。
そのため17時発のフェリーに今回は乗船します。
もちろんレンタカーごと乗船することも可能ですが、その場合はかなり運賃が上がってしまうため、ここで一旦レンタカーを返却し、函館で改めて借りたほうがお得だと判断しました。


今回乗車する大函丸。

今回乗船するフェリー、大函丸です。
2013年に新造されたまだ真新しいフェリーで、大間町・函館市を90分で結ぶ交通手段として利用されています。
2008年に一度航路廃止という話もありましたが、大間町・青森県・函館市が継続を要望、現在も運行が続いていますが経営状況は良くないそうです。


16:30から乗船開始。

今回乗る便は17:00出向の便。
そのため16:30の乗船開始までちょっと時間があります。
売店を見て土産物を探したり、テレビで放送していた大相撲九月場所を見ていたりとのんびりと時間を潰します。


タラップで船内に。

16:30。船内に入ることができました。
乗客は多いけれど、わりといい場所が取れそうだったのでそこで座りつつ景色を眺めることにしました。


まぐろの形の机。

フリースペースの机はマグロを模した形のテーブルになっていました。
大間~函館便だからマグロなのでしょう。
青森~函館便もまた今度乗船してみたいですね。


さらば青森県。

17:00。船が定刻通り出航しました。
波が荒れたりすると大間から先に進むことができず、正直本日の予定はどうなってしまうのか…というぐらいのリスクを抱えていましたが、なんとか予定通り出航で来てほっと一安心。
しばらく甲板で大間港を離れる光景を眺めていました。


津軽海峡のいい夕焼け。

そして津軽海峡の素敵な夕焼け!
1日目は深浦で、2日目は浅虫温泉で、そして3日目は津軽海峡の海の上で夕日を眺める…
なんと贅沢なのでしょう。
しばらく滞在して、充実感を味わっていました。

でも、旅行はまだ終わってません。


函館フェリーターミナルに到着。

18:30。
定刻通り函館フェリーターミナルに到着しました。
今回の旅行プランでは3日間を青森県、残り2日間を函館を観光する予定と決めていました。
ちょっと詰め込み過ぎた部分もありますが、これが旅行の折り返し地点。
ここからは北海道を満喫します!


バスでJR函館駅へ。

函館フェリーターミナルは五稜郭駅、七重浜駅、函館駅のちょうど中間地点あたりにあり、しかも歩くには遠すぎる距離の為バスに乗って函館駅に向かいます。
見覚えのある函館駅に到着してほっと一息。
ホテルに荷物を置いて、夜の函館に繰り出したいと思います。


【おまけ】

噂の謝るバス。

函館市営バスは回送中の際「すみません回送中です」という表記になるんですね。
近年、謝るバスが増えているというニュースを見ましたが、このことなんですね…。

◆秋の津軽海峡ぶらり旅
秋の津軽海峡ぶらり旅【目次】



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