ガーラ湯沢駅を散策した後は、北越急行ほくほく線沿線を散策します。
六日町駅でほくほく線の電車に乗り換えて、さらに進んでゆきます。


ほくほく線に乗換。

11月の新潟遠征の際、六日町駅と十日町駅に寄ったものの、JRの窓口だけチェックして北越急行の窓口はチェックしていませんでした。
また、まつだい駅から犀潟駅までの区間は気づいて回ったのですが、既に過ぎてしまった区間は取りこぼしていたので、今回合わせて回りたいと思います。
六日町駅からしんざ駅に向かい、そこから美佐島駅に向かいます。


美佐島駅に到着。

ほくほく線の美佐島駅に到着しました。
六日町駅~十日町駅を結ぶ長大なトンネルの中にある駅、それが美佐島駅です。
かつてはこの駅を160km/hで走る特急はくたかが通過していましたが、現在は超快速スノーラビットが130km/hで通過するぐらいでしょうか。
そんな駅に来たのがこれが2回目。
久しぶりにトンネル駅を堪能したいと思います。


美佐島駅のホーム。

過去に来た時と駅名標の色が変わっているようです。
前はもっと水色のデザインだった気がしますが、濃い紫色の駅名標になっています。
でもこちらの方が見やすいのかもしれません。

トンネル内の狭いホームを撮影し、待合室に入ります。


大きなシャッターが健在。

美佐島駅のホームと待合室の間には大きな扉があり、電車が通過する際には待合室側からドアが開かないようになっています。
これは過去に160km/hで特急車両が通過していたこともありますが、トンネル内を電車が通過すると電車に押された空気が突風となるためとても危険です。
そのためこんな頑丈な扉が付いています。
今回美佐島駅に降りたのはおいらだけのようで、まったりと1時間、この駅を堪能したいと思います。


地下から地上に。

待合室を出るとまっすぐに階段があります。
決して長い階段ではありませんが、待合室を出て長い階段となるとやはりびっくりしてしまいそうです。


上から見たらこんな感じ。

階段の上から待合室方向を見るとこんな感じです。
昔来た時と変わっているのは、壁に修悦体で「美佐島」と書かれていること。
わざわざ佐藤修悦氏が作成したのか、それともインスパイアなのかはわかりませんが、修悦体のフォントについ目を惹いてしまいました。


美佐島駅駅舎。

美佐島駅の駅舎は昔と変わらないまま。
壁が傷んでいたので風化が進んだのかと思いましたが、過去に撮影した写真でも同じように傷んでいたので変わっていないようです。

美佐島駅周辺には特に売店等もなく、山の中にぽつんとある駅です。
観光案内では立正佼成会開祖の生誕地、ミティラー美術館があるそうです。
さすがに次の電車が来るまで1時間あるものの、観光するにはちょっと…というワケで引き続き駅周辺をぶらぶらと散策します。


2008年の駅ノートが健在してた。

ちなみに、美佐島駅の待合室には駅ノートがあります。
2008年においらが一度訪れているので、その時のノートがあったらいいな、と思って探してみると…

唖然あった!

過去のノートが綺麗に整頓されている美佐島駅。
昔のまま、綺麗に駅ノートが残っているのは奇跡です。
せっかくなので今回も駅ノートに記載をして、美佐島駅を後にすることにしました。
また次来た時も残っているといいですね。


電車の運行情報がわかるのはありがたい。

また、美佐島駅にはタブレット端末で電車の運行情報がわかるような設備が追加されていました。
これのおかげで、到着する電車、さらには通過する電車も一目でわかるのはありがたい…
せっかくなので美佐島駅を通過する快速電車を見て、かつてのとっきうはくたかの時と比較してみたり…

いろいろと見所が多い美佐島駅。
おいらが電車に乗った時、代わりに5人ほどの団体が降りてゆきました。
やはり今でも鉄道ファンに愛されているトンネルの中の駅…なのかもしれません。

◆北越急行プチ遠征旅
北越急行プチ遠征旅【目次】


◆関連日記
鉄道トンネル堪能の旅【美佐島駅篇】



※ 当サイトの各種サービスをその利用規約等で定める範囲内でご利用いただく場合や、著作権者の許諾なく著作物を利用することが法的に認められる場合を除き、無断で複製、公衆送信、翻案、配布等の利用をすることはできません。また、利用が認められる場合でも、著作者の意に反した変更、削除はできません。記事を要約して利用することも、原則として著作権者の許諾が必要です。
※ 当サイトの情報は執筆当時の情報を元にしているため、現在の内容とは異なる場合があります。