松江城も観光したし、続いて水木しげるロードのある鳥取県境港市を目指します。
松江駅から境港駅まではJRで行くと米子駅で乗換するのですが、今日も強風の影響により山陰本線の電車が全然動いていないよう。

唖然マジか…


JR松江駅からバスで移動します。

今日帰るので、境港はともかく米子空港に行かないとヤバい…と思っていたら、松江駅から境港駅を結ぶ路線バスがあったのでそれを利用することにしました。
しかもJRで行くよりも早く着くようで、この区間だとバスの方が利用者が多そうです。


江島大橋ふたたび。

バスは途中、大根島の由志園を経由して境港駅に向かいます。
大根島経由ということはもしや、と思ったらその通りで、再び江島大橋を渡ることに。
バスからの江島大橋の眺めも開放的でいい感じです。


境港駅に到着。

無事境港駅に到着しました。
今回の旅行の最後は境港を観光したいと思います。


水木しげる像。

境港市は漫画「ゲゲゲの鬼太郎」などの作者の水木しげる氏の出身地としても知られ、町のメインストリートの名前にもなっています。
その水木しげる氏にちなんでか、町並みのほとんどの店が「ゲゲゲの鬼太郎」をイメージした店構えや商品を取り扱っていて、アニメや漫画による聖地巡礼という意味ではやりすぎという度を超えて、もはやこれが日常になってしまっています。
こちらに訪れたのは今回が初めてではなく、2008年に訪れて以来2回目です。


水木しげるロード。

過去に来た時と何か変わったのかなと思ったけれど、むしろあまり変わっていないというか、完全に定着してしまったというか。
面白いことに、2008年にブログで記載した店がほぼ全て今日まで残っていたり、むしろパワーアップしていたりしていたので時が経っていないのかと思うぐらいでした。
そのため、過去の日記も見ていただけるとより楽しめるかもしれません。

特に今はゴールデンウィークということもあって観光客の量がものすごく、以前に来た時と比べて人が多い印象を受けます。
ゲゲゲの鬼太郎のおかげで本当に一大観光地になったという印象があります。
そして思っていたよりも外国人観光客も多く、日本の漫画文化を楽しみに来ているのかなぁと実感します。


水木しげる記念館。

特に人が多かったのは水木しげる記念館。
昨年、水木しげる氏が亡くなったこともあるからなのでしょうか、記念館の外まで長く続く行列でびっくりです。

唖然これだけ人が多いと百鬼夜行を見ているかのようだ…

あまりの人の多さに、思わず人ごみすら妖怪の群れに見えてしまいそうです。


目玉のばあむ。

土産物屋も新しい店や商品がいろいろとできていました。
個人的に気になったのがこちらのバームクーヘン。
「目玉のばあむ」という目玉の親父をイメージしたバームクーヘンで、真ん中の空洞部分が目玉に見えるようなパッケージになっていて、なんとも考えているデザインです。

唖然ボンカレー…いやなんでもない。

どうしてもレトルトカレーのパッケージに見えてしまいます。
試食もできたけれど、なかなか美味。意外とアリな土産物です。


妖怪饅頭。

そして、一番人気だったのが「妖怪饅頭」という人形焼のお店。
人形焼の試食食べ放題という太っ腹さにはただただ脱帽です。
確かにそれをやれば人は呼べるし、印象に残れば後ほどどこかで買うだろうし…なかなかの戦略です。

唖然粉モノだし原価が安いのかしら…

とも思ってしまったけれど、その分売れるならそれに越したことはありません。


これを見ないと。

「ゲゲゲの鬼太郎」というコンテンツをうまく活用して、2008年の時よりもさらに活気づいているような印象を受ける境港市。
一過性のブームではなく、完全に観光地として定着した感があります。
これからもこのブームは続くのか、それとも「ゲゲゲの鬼太郎を知らない層」が増えてきて寂れてしまうのか…
今後の境港市の経過も気になるところです。

唖然これを見ると落ち着く…

人が多くてちょっと疲れてしまったけれど、水木しげるロードにあるミニ噴水にある鬼太郎の小便小僧像を見ながら、しばらく感慨にふけっていたおいらでありました。

◆ぐるっと一周島根県観光の旅
ぐるっと一周島根県観光の旅【目次】


◆関連日記
神話と湖と妖怪と。【境港駅前篇】
神話と湖と妖怪と。【水木しげるロード篇1】
神話と湖と妖怪と。【水木しげるロード篇2】
神話と湖と妖怪と。【水木しげるロード篇3】

ブログ記事まとめ




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