◇ 赤いきつねの謎 ◇



 カップうどんの定番と言えば、赤いきつね緑のたぬきできないだろうか。
 確かに多くのメーカーがカップうどん、カップそばを販売しているが、その中でもダントツに知名度が高いとなると、この2つではないかと思う。
 しかし、このカップ麺に秘密があることはご存知であろうか。

  ◇ 今回の被験者 ◇
 ・船木屋  (ぐーたら社壊人)
 ・猫柳急須  (だめ人間もどき)
 ・あかり姉さん  (えろえろよー)

  ◇ 試食 ◇

赤いきつねと緑のたぬき
 というワケで買ってきました、赤いきつね緑のたぬき
 このコラムを見ている方で「食べたことない」と言う人の方が少数派ではないだろうか、とも思える今回の題材。
 最近ではコンビニでも手軽に入手することが出来るので本当にありがたい。
 コンビニのカップ麺コーナーでは、ぎっしりとカップ麺が並び、どれを取ろうか迷ってしまうほど。今回はとりあえずミニサイズのカップ麺を購入することにした。
 今回購入したのは、赤いきつねを2つと緑のたぬきを2つ。
 ふと気が付いたんだけども、ミニサイズのカップ麺は赤いきつねでも3分で出来るんだね。大きいカップだと5分かかるので、おじいちゃんちょっとびっくらこいたよ。
 金も払ってないみょ〜さんに「コストパフォーマンスが悪い」と言われても今回は気にしないことにする。優しいねぇ。

 しかし、今回の実験には1つ問題が存在する。
 実を言うとこの私、船木屋はそばアレルギーのためそばがからっきしダメなのである。そのためそばに関しては、みょ〜さんとあかり姉さんの舌に一任するしかないのが現状である。

ここに秘密が。
 さて、今回のコラムのネタばらしをしたい。
 赤いきつね緑のたぬきには実は、2種類の味が存在する。
 それを見分ける方法は、右記写真の中央部下をご覧いただきたい。
 ちょっとデジカメの方がピントが合わず、いまいちボケているのだが、この部分には小さい英文字が書かれているのだ。
 具体的になんと書かれているかというと、、もしくはの1文字である。
 ここでピンときた人は説明はいらないかもしれないが、これはカップ麺の味を表している。「W」が西日本用、「E」が東日本用なのだ。
 つまり日本の東日本、西日本に分かれて販売分布が分かれていて、基本的には県ごとに決まっているのだが、富山県のみ県で区別せず、県西部と県東部で区別しているため、事実上両方販売しているので今回入手することができた。
 と言うワケで、今回の試食ネタは東西カップ麺食べ比べである!!

 あ、ちなみに、船木屋が在住する富山県高岡市は西日本味なので、西日本寄りの批評になるかもしれない。



赤いきつね 緑のたぬき

 ・赤いきつね

  左側が西日本、右側が東日本である。
  明らかに東日本の方がつゆが濃いのがわかる。ちなみにお湯の量とかそういう問題ではなく純粋に濃い色
  東日本の方が少々くどいような感じもする。
  特にあかり姉さんが強く「東日本は濃い」と言っていた。

 ・緑のたぬき

  つゆの色はあまり変わり映えしないが、香りが明らかに違う
  右側の東日本版が鰹節の香りで、左側の西日本版が昆布の香りなのだが、自分は食べていないので味は正直判らない。
  みょーさんは前出のしろえびアイスの時点で既にバグって役立たずになって使い物にならず、代わりにあかり姉さんが食べていたがやはり「東日本は濃い」とのこと。



 正直、ここまで違うとは思いもよらず楽しかった。
 もし何処かに旅行に行った際にはカップ麺にも目を向けてみるのは如何だろうか?

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