◇　げぇむさいえんす　◇

	身近にある面白いゲームをレビューする企画として始まった「げぇむさいえんす」。大好評のうちに第２弾だ。
	なんだか、苦情のメールがたくさん……
	（メール選択→削除、をクリックしてから） 何を言っておるのだまいしすたぁ。そんなことより今回のゲームを取り上げるぞ。

バレーボール 発売元：任天堂 対応機種：ファミコン・ディスクシステム

	ほっ、今回はまともなゲームですね。 これならプレイしたことがあります。
	ディスクシステムという、任天堂の出したステキなハードの初期に出た名作だな。 ディスクシステムと言うと「ソフトの書き換え」ができるという画期的なシステムが売りだったが、おいらは「スーパーマリオブラザーズ２」の裏面になぜか「バレーボール」を書き込んでしまっていたのだよ。この辺は結構意見が分かれるが。
	私はベースボールでした。
	まぁそれはそれとして、この「バレーボール」のコピーライト下に”T.HASHISHITA”と書かれているのだが、後に「ふぁみこん鬼ヶ島」を手掛けた橋下友茂さんのことらしい。
	へー。（よくわかっていない）
	なんでも任天堂に企画を持ち込んで売り込んだゲームとのこと。橋下さんの作品履歴を見ると、「新鬼ヶ島」の他にも「ＶＳエキサイトバイク」や「遊遊記」や「ジャングル大帝」などと言った幅広いソフトを手掛けている。現在は有限会社ソフトニカの代表取締役らしい。
	すごい、よく知ってますね♪
	こういう情報はネットで探すと出てきたりするからびっくりした。こんな事言ってるおいらもほんの十数分前まで知らなかったし。
	感心してソンした。

	さて、ゲーム画面はこんな感じ。懐かしいなぁ。
	そうですね。スタートデモには音楽があるのに、ここの選択画面では突然音が消えちゃうからびっくりしちゃいますね。
	It is specification. （それは仕様です。）
	……今のは誰ですか？
	ああ、今のは通りすがりの仕様おじさんだ。 自分の講演中にパソコンが青画面になり、すかさず「それは仕様です」と言ってのけたステキなおじさんだよ。
	まぁいいです。この頃はまだブルマーだったんですね？
	何を言うか。バレーボールはブルマーでないといかんのだよ。じゃないと萌えん。
	萌えてどうするんですか……。
	萌えこそ人間の進化の過程において必要なモノ。ブルマの前にブルマなし、君の右脇腹に浪漫回路はあるか？ そして共に叫ぼうぞ、ジーク、ぶるま！
	はいはい。ところで、MENとWOMENで何か違うんですか？
	男だと萌えない。
	違います。システム的な面でです！！
	男だとボールのスピードが上がる、アタックの威力が強い。以上だ。 例えるなら「スーパーマリオブラザーズ２」のルイージみたいな感じか。 ブレーキ力はあるみたいだが。
	うーーん、よくわかりませんが、とにかく速いってコトですね。
	あと、国に関してはキャラクタの色が違うぐらいの差ぐらいしかない。ま、コンピュータ戦ではアタックの回数が違うぐらいしか大きな差はないのだけど。あ、最弱扱いされているチュニジアはたまにサーブミスしたりレシーブこぼしたりするけど。
	なるほど。

	さて、ゲーム開始だ。やっぱり萌えるねぇ。
	え、どこが萌えるんですか？
	何を言っているのかねまいしすたぁ。このエイケン並の乳と尻を見て興奮しないのかね？
	こんなドット絵に萌えられますか？？
	いや、萌えに値するのはこれだけではない。このモーションを見よ！！
	（前後に腰を振っている）
	いやーん、なんだかえっち。
	そうだ。それこそこのゲームの萌えの真骨頂。春町小萌クラスの巨乳娘が腰振ってると思うと……。萌えですばーーい。
	はぁ……（あきれている）
	（前後に腰を振っている）
	はぁはぁ。
	（前後に腰を振っている）
	はぁはぁ。
	（前後に腰を振っている）
	はぁはぁ。
	（前後に腰を振っている）
	はぁはぁ。
	（前後に腰を振っている）
	はぁはぁ。
	もう、いい加減にして下さい。
	なに、この萌えがわからんだと！！ 今からみっちり体で教えてやる！！！
	いやーーーーーーーーっ！！ またこのオチですかーーーーー！

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