毒 | 々 | コ | ラ | ム |
◇ げぇむさいえんす ◇
毎度毎度、ステキなゲームを取り上げているこの「げぇむさいえんす」。 今回も面白いゲームを取り上げてゆきましょう〜。 | |
久しぶりだね〜。 今回は今までとは違ったハードで、かつ隠れた名作を取り上げたいと思う。 | |
えーーーーっ!!! 船木屋さんが珍しい……。 もしかして、最近話題のあのハードですか? | |
Called me?(呼んだ?) | |
あんたじゃないあんたじゃない。 あんたんところのハードはCDに傷が付くからイヤ。 | |
重いし邪魔だし、なんだかいろいろと良い評判はきかないですね。 | |
It's specification. (仕様です) It's a natural phenomenon. (自然現象です) It corresponds by the following version. (次期バージョンで対応します) | |
やな三原則だな……。 今日はあんたんところじゃないし、推理物だから。 | |
おー、となると新しいハードってソニー製の奴ですか?? わくわく。 | |
まぁ期待してくれたまへ。 |
定吉七番 |
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………………へ? | |
PCエンジンはよいハードだぞ! 特に探偵物と言うとこれを語らずしてなんと言うか…… | |
探偵物と言えばやっぱり「さんまの迷探て……(ハリセン) 船木屋さん、何するんですか!? | |
たしかにそれも名作探偵物だ。しかし、今回はこれにスポットを当てさせて欲しい。 |
さて、一部のマニアックな人には感涙モノの「定吉七番」。 納豆を愛し、納豆を日本中に広めようとする秘密結社NATTOと、それを阻止すべく働く大阪商工会議との熱い戦いが……。 | |
はぁ……。 アホくさいストーリーですね。 | |
確かにアホくさいかもしれないけど、まともな推理物のアドベンチャーとしてよくできているぞ。 やたら下ネタが多いけど。 | |
会話の内容とかもちゃんと大阪弁なんですね。 | |
そう。でも、それ以上にもっと注目して欲しい部分があるのだけど……。 | |
なんですか? | |
文字が読みやすい。これ重要。 ファミコンのアドベンチャーではこうもいくまい。 | |
だから凄いハードなんですね!!! | |
その通り!! |
このストーリーはハードボイルドなストーリーなのだ。 | |
納豆が恐ろしいって…… | |
そう! 関西人、特に大阪人にとって納豆というモノは最大の天敵!! これを全国展開させようとするNATTOが悪なのだ。 | |
えー、納豆って美味しいですよ〜。 | |
いや、あの粘り、そしてあの臭い、大阪人には耐えられません。 あんなモノを食う奴らは野蛮、そう、野蛮だっ……!!! | |
そんな……極端すぎます。 | |
まぁ、こういう思考で奴らは動いているんだ。 しかも大真面目にな。 | |
それはちょっと行き過ぎだと思いますよ〜。 | |
そんなことを言ったら「スパイダーマン」も「千と千尋」も現実と違うと言ってるのと同じで見れないぞ。この世界観に馴染まずただ「こんなシナリオあるかい!」と脊髄反射するのだけは俺は解せないと思ってる。 できるなら他にもツッコミ所が多いからそっちを突っ込んでいきたい。 | |
うにゅ〜。 |
このゲームはハードボイルドなんだ。女子供はすっこんでろ、って奴?? | |
便器の中から敵って……(汗) しかもこの敵は…… | |
うーん、この黒子タイプの敵はどうなんだろう。 キャラクターデザインが安永航一郎ということもあって、氏のデザインが取り入れられたのか……。 「県立地球防衛軍」とかいう漫画で顔に「下っぱ」と書かれた戦闘員がいたし。 | |
あううー |
1章1章が結構短くてテンポがいいですね。 | |
その代わり途中でセーブを取ったりすることはできないのだが。 各章ごとにパスワードが出るので、それをメモしておかなくてはいけないのだが。 パスワードってのが時代を感じさせるなぁ、と。 | |
ふーん。 初めのうちはギャグばかりでしたけど、だんだんと真面目になっていきますね。 あーん、謎解きがめんどくさいー。 | |
基本的にコマンド総当たりでいけるんだけども、後半は行動に気づかないことが多いこともあって引っかかることも。 皆が挫折するポイントはやはり最終章かな。ある場所でがまぐちを使わないと話が進まないのだが、それに気が付かないのよね……。 | |
それとなくヒントを匂わせているのだけども、結構気づきにくいですね。 「右左右左……」とか。 | |
そうそう。 |
だいたいこんなところかな。 お笑いあり、涙ありでとても良いゲームだわ。 | |
ふーーん | |
ただ、このゲームが中途半端にギャグで売ったこともあってか、後にお笑い系というジャンルのアドベンチャーゲームの走りになったような気もするのだけど。 はたして狙っていたのか、そうでないかは微妙だけど。 | |
ふーーーん。 | |
原作は東郷隆。直木賞作家の小説『太閤殿下の定吉七番(セブン) 』等の『定吉七番』シリーズをゲーム化したものらしい。 この小説を読んでいないから何とも言えないが、インターネットでの紹介記事で「西高東低痛快ドタバタ・アクション」と書かれているので……。 | |
もしかして原作に忠実だったと……。 | |
まぁ、多少のお遊びはあるものの、ベースにしたと考えればまぁ納得はいかないこともないか。 |
今回、えらくまともに進みましたね。 | |
このゲームは特別思い入れのあるゲームの1つでもあったからね。 久しぶりにネットでこの名前を見てまたやりたくなったんだわ。 | |
そうですねぇ。最近の続編ばっかりのマンネリ体質から脱却して、このような面白いゲームが出来ると良いですね。 | |
うむ、全くそうだねぇ。 | |
Please play ×-BOX by all means. The world changes. (あなたもぜひ×-BOXで遊んでください。世界が変わりますよ。) | |
あら、まだいたんですか? | |
Noooooooo!!(そんなぁ。) |
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