◇ げぇむさいえんす ◇



あかり姉さん 毎度毎度、ステキなゲームを取り上げているこの「げぇむさいえんす」。
今回も面白いゲームを取り上げてゆきましょう〜。
船木屋 つーか今年の夏、はじめ寒かったのに夏休みが終わる頃になってようやく暑くなるってどういうことだよ!
あかり姉さん そうですねぇ。なんだかコミケが終わってから急に暑くなったような気がしますね。
船木屋 今年のコミケは3日間とも雨、とこれまでの快晴神話を見事に打ち崩してくれてしまった。会場内は本当に酷いモノだった……というのはいいとして、今年も暑気払いをしたいと思う。
あかり姉さん お〜♪ 夏と言えば怪談モノですよね〜♪
どきどき。
船木屋 ねーさん、この「げぇむさいえんす」の趣旨をまだ理解していないなぁ。
夏と言えば容赦ない難解ゲーを取り上げるぞ!
あかり姉さん うわー、暑苦しいですね〜
船木屋 うるさい。

タイトル画面

ロックマン(シリーズ)
発売元:カプコン
対応機種:ファミコン他

あかり姉さん あー、これも見たことあります〜。
船木屋 うむ。現在でもシリーズが続いているほどの超有名シリーズだけども、今回はファミコンの物を対象としておこう。
あかり姉さん せっかく「シリーズ」としているんですから全部ひっくるめても良いんじゃないんですか?
船木屋 つーか種類があまりにも多すぎるんである程度で抑えておかないともう手がつけられないし。
それ以上に自分がプレイしたことあるのは「ロックマン6」までということがあるからなのだが。
あかり姉さん むぅ〜
船木屋 今のロックマンはメディアミックスし過ぎで、原点を振り返りたいのもあるけどな。
あかり姉さん 今の言葉を先に言っておけば格好良かったのにね。
船木屋 しまった!

罠がいっぱい 敵もいっぱい

船木屋 ストーリーはと言うと、「悪の科学者」Dr.ワイリーが世界征服をするべく、ライト博士のマシーンを奪ったことから始まるのだが。んで、ライト博士の息子のようにかわいがっていたロボット、ロックを改造し、正義のヒーローとしたんだ。
あかり姉さん なんだか鉄腕ア●ムみたいなストーリーですね〜。
船木屋 全然違うわ!!
とまぁ、ロックバスターと呼ばれる武器で敵を倒して行き、最後にDr.ワイリーの野望を挫くのが目的だ。
あかり姉さん なるほど〜
船木屋 当然、Dr.ワイリーも甘くはない。
敵の攻撃が激しかったり即死罠もあったりするので、なかなか手強いぞ。
あかり姉さん ふむふむ〜。

ステージ選択 ボス登場

船木屋 さて、この「ロックマン」シリーズがどうして難しいと言われるのか。
その理由をお知らせしよう。
あかり姉さん やっぱり、敵の攻撃が激しかったりするからではないんですか?
船木屋 当然、それも含まれるが、それ以上のことがある。
各ステージの最後には、ロックマンのような専門的なロボットが待ちかまえている。こいつらが行う特殊攻撃がとても強力なんだ。
あかり姉さん むぅ……
船木屋 このボスを8体(「ロックマン」では6体)、全て倒さなければいけないので大変なのだ。
あかり姉さん え〜。
よほど慣れてないと難しいんじゃないんですか?
船木屋 普通にやったんじゃ、はっきり言って最後のロボットには難しすぎて太刀打ちできない。しかし、打開策はあるんだよ。

武器パワーゲット 弱点を突け

船木屋 ロックマンの特殊能力はロックバスターだけではないぞ。
倒した特殊ロボットの能力をコピーすることができるぞ。
あかり姉さん おおっ、それは凄いですね〜
船木屋 このロボット達には全て弱点が存在しているので、弱点で攻めることで、あっさりと倒すこともできてしまうんだ。
あかり姉さん おお〜。それなら楽勝ですね〜。
船木屋 いや、そうとは言えないぞ。
あくまで簡単だと思えるのはどのロボットが何に弱いかということを把握した上での話であって、それを全く把握していない場合は、どいつもこいつも強いことになる。
あかり姉さん そうですよね……
船木屋 幸いにも、ロックバスターだけでも倒すことができるようなワンパターンなロボットが何体かはいるので、こいつらを倒してから他のロボットを倒してゆくことができる。
あかり姉さん なるほどー。
でも、どれが弱いかなんて判りませんね。
船木屋 やっぱりこれのせいで難易度を格段に上げているんだよな……。

ワイリーの城 こいつは強いよなぁ

船木屋 さて、初めからいる8体のロボットを倒してしまったらあとは、Dr.ワイリー退治に出かけることになるぞ。
ここでも強大なロボットが登場してくるが、こいつらにも弱点はあるのでなんとかなるぞ。
あかり姉さん なるほど〜♪ 初めだけが大変なんですね。
船木屋 まぁ通常はそうだね。でも、弱点の武器を使ってでもなかなか勝てない、強い相手がいるのは確かだからなぁ……
あかり姉さん なるほど〜
でも、弱点の武器を撃ちまくれば勝てるんじゃないんですか?
船木屋 確かにそうだが、1つ言い忘れていたことがあったね。
他のロボットからコピーした武器には、使用回数があるんだ。それを越えると使用できない。
アイテムを取ることで回復はできるんだけど、あまり回復できるタイミングがないので、一番良いのは無駄弾を撃たないことに繋がるんだ。
あかり姉さん なるほど〜
船木屋 さて、とうとうDr.ワイリーの登場だ。
あかり姉さん おー。

人は無敵だ

船木屋 Dr.ワイリーが操作するマシーンはさほど強くはないのだけど、一部の武器しか効かないので注意が必要だ。
ロックバスターも効かないことがあるんだ。
あかり姉さん むぅ〜。最後の最後で倒せないってのは一番辛いですね……
船木屋 そうだね。そのためには武器エネルギーの節約も関わってくるので難易度が上がってしまうんだ。
でも、弱点さえ突いてしまえばすぐ倒せちゃうぞ。
あかり姉さん おーーーー

破壊 そして土下座

船木屋 つーことで倒したワケだが。
あかり姉さん おおー。なんか土下座してますよ〜。
船木屋 負けたとたん土下座したりして、途端許しを請おうってのもなんとも、情けない話だけども。
あかり姉さん 「ロックマン」って毎回最後にはDr.ワイリーが出てくるんですか?
船木屋 少なくとも「ロックマン1〜6」ではそうだね。Dr.コサックとかいう科学者をたぶらかしたり、ミスターXと名乗って変装していることもあるか。でも、結局はDr.ワイリーに行き着いてしまうんだ。
あかり姉さん んで、やっぱり負けたら土下座ですか?
船木屋 そう。

くぅ〜

船木屋 それにしても思うのは、このDr.ワイリーの土下座で、どうしてこうも毎回、ロックマンにしてもライト博士も許してしまうのだろうか、ってね。
とは言え、悪党らしく突然裏口から逃げ出すとか、そういうこともやってるけど。
あかり姉さん やっぱり、この顔で負けちゃうんじゃないんですか?
どこかのアイ●ルの犬のように……。
船木屋 確かに情けないほどの許してオーラを出しまくってますな。
あかり姉さん うむうむ。
船木屋 そういえば、「許して」で思い出したのだが、ロックマンシリーズで唯一許せないものがあるんだけど。
あかり姉さん いったいなんですか?
船木屋 それは、嘉門達夫の「WE ARE ROCKMAN」という曲で、一応「ロックマンサッカー」というゲームのテーマソングになっている。でも……
あかり姉さん でも……?
船木屋 歌の内容は、嘉門達夫お得意の「英語の日本語聞き間違いシリーズ」の曲。
でも、申し訳程度に「悪の帝王Dr.ワイリーをぶっ飛ばせ!」という歌詞が入っているだけというのが、嘉門達夫ファンのおいらからしても許せないんだけど。
あかり姉さん なるほど……
船木屋 「ROCKMAN」と何度も歌っているけど、別の意味で使ってるのはやっぱり許せなくてなぁ。
あかり姉さん え、ロックな音楽だから「ロックマン」じゃないんですか?
船木屋 初めに説明してるだろ! 間違えた奴には罰あるのみ!!(キュピーーーン)
あかり姉さん イヤーーーーーッ!!
結局このオチですか〜!

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