毒 | 々 | コ | ラ | ム |
◇ げぇむさいえんす ◇
毎度毎度、ステキなゲームを取り上げているこの「げぇむさいえんす」。 今回も面白いゲームを取り上げてゆきましょう〜。 | |
つーか今年の夏、はじめ寒かったのに夏休みが終わる頃になってようやく暑くなるってどういうことだよ! | |
そうですねぇ。なんだかコミケが終わってから急に暑くなったような気がしますね。 | |
今年のコミケは3日間とも雨、とこれまでの快晴神話を見事に打ち崩してくれてしまった。会場内は本当に酷いモノだった……というのはいいとして、今年も暑気払いをしたいと思う。 | |
お〜♪ 夏と言えば怪談モノですよね〜♪ どきどき。 | |
ねーさん、この「げぇむさいえんす」の趣旨をまだ理解していないなぁ。 夏と言えば容赦ない難解ゲーを取り上げるぞ! | |
うわー、暑苦しいですね〜 | |
うるさい。 |
ロックマン(シリーズ) |
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あー、これも見たことあります〜。 | |
うむ。現在でもシリーズが続いているほどの超有名シリーズだけども、今回はファミコンの物を対象としておこう。 | |
せっかく「シリーズ」としているんですから全部ひっくるめても良いんじゃないんですか? | |
つーか種類があまりにも多すぎるんである程度で抑えておかないともう手がつけられないし。 それ以上に自分がプレイしたことあるのは「ロックマン6」までということがあるからなのだが。 | |
むぅ〜 | |
今のロックマンはメディアミックスし過ぎで、原点を振り返りたいのもあるけどな。 | |
今の言葉を先に言っておけば格好良かったのにね。 | |
しまった! |
ストーリーはと言うと、「悪の科学者」Dr.ワイリーが世界征服をするべく、ライト博士のマシーンを奪ったことから始まるのだが。んで、ライト博士の息子のようにかわいがっていたロボット、ロックを改造し、正義のヒーローとしたんだ。 | |
なんだか鉄腕ア●ムみたいなストーリーですね〜。 | |
全然違うわ!! とまぁ、ロックバスターと呼ばれる武器で敵を倒して行き、最後にDr.ワイリーの野望を挫くのが目的だ。 | |
なるほど〜 | |
当然、Dr.ワイリーも甘くはない。 敵の攻撃が激しかったり即死罠もあったりするので、なかなか手強いぞ。 | |
ふむふむ〜。 |
さて、この「ロックマン」シリーズがどうして難しいと言われるのか。 その理由をお知らせしよう。 | |
やっぱり、敵の攻撃が激しかったりするからではないんですか? | |
当然、それも含まれるが、それ以上のことがある。 各ステージの最後には、ロックマンのような専門的なロボットが待ちかまえている。こいつらが行う特殊攻撃がとても強力なんだ。 | |
むぅ…… | |
このボスを8体(「ロックマン」では6体)、全て倒さなければいけないので大変なのだ。 | |
え〜。 よほど慣れてないと難しいんじゃないんですか? | |
普通にやったんじゃ、はっきり言って最後のロボットには難しすぎて太刀打ちできない。しかし、打開策はあるんだよ。 |
ロックマンの特殊能力はロックバスターだけではないぞ。 倒した特殊ロボットの能力をコピーすることができるぞ。 | |
おおっ、それは凄いですね〜 | |
このロボット達には全て弱点が存在しているので、弱点で攻めることで、あっさりと倒すこともできてしまうんだ。 | |
おお〜。それなら楽勝ですね〜。 | |
いや、そうとは言えないぞ。 あくまで簡単だと思えるのはどのロボットが何に弱いかということを把握した上での話であって、それを全く把握していない場合は、どいつもこいつも強いことになる。 | |
そうですよね…… | |
幸いにも、ロックバスターだけでも倒すことができるようなワンパターンなロボットが何体かはいるので、こいつらを倒してから他のロボットを倒してゆくことができる。 | |
なるほどー。 でも、どれが弱いかなんて判りませんね。 | |
やっぱりこれのせいで難易度を格段に上げているんだよな……。 |
さて、初めからいる8体のロボットを倒してしまったらあとは、Dr.ワイリー退治に出かけることになるぞ。 ここでも強大なロボットが登場してくるが、こいつらにも弱点はあるのでなんとかなるぞ。 | |
なるほど〜♪ 初めだけが大変なんですね。 | |
まぁ通常はそうだね。でも、弱点の武器を使ってでもなかなか勝てない、強い相手がいるのは確かだからなぁ…… | |
なるほど〜 でも、弱点の武器を撃ちまくれば勝てるんじゃないんですか? | |
確かにそうだが、1つ言い忘れていたことがあったね。 他のロボットからコピーした武器には、使用回数があるんだ。それを越えると使用できない。 アイテムを取ることで回復はできるんだけど、あまり回復できるタイミングがないので、一番良いのは無駄弾を撃たないことに繋がるんだ。 | |
なるほど〜 | |
さて、とうとうDr.ワイリーの登場だ。 | |
おー。 |
Dr.ワイリーが操作するマシーンはさほど強くはないのだけど、一部の武器しか効かないので注意が必要だ。 ロックバスターも効かないことがあるんだ。 | |
むぅ〜。最後の最後で倒せないってのは一番辛いですね…… | |
そうだね。そのためには武器エネルギーの節約も関わってくるので難易度が上がってしまうんだ。 でも、弱点さえ突いてしまえばすぐ倒せちゃうぞ。 | |
おーーーー |
つーことで倒したワケだが。 | |
おおー。なんか土下座してますよ〜。 | |
負けたとたん土下座したりして、途端許しを請おうってのもなんとも、情けない話だけども。 | |
「ロックマン」って毎回最後にはDr.ワイリーが出てくるんですか? | |
少なくとも「ロックマン1〜6」ではそうだね。Dr.コサックとかいう科学者をたぶらかしたり、ミスターXと名乗って変装していることもあるか。でも、結局はDr.ワイリーに行き着いてしまうんだ。 | |
んで、やっぱり負けたら土下座ですか? | |
そう。 |
それにしても思うのは、このDr.ワイリーの土下座で、どうしてこうも毎回、ロックマンにしてもライト博士も許してしまうのだろうか、ってね。 とは言え、悪党らしく突然裏口から逃げ出すとか、そういうこともやってるけど。 | |
やっぱり、この顔で負けちゃうんじゃないんですか? どこかのアイ●ルの犬のように……。 | |
確かに情けないほどの許してオーラを出しまくってますな。 | |
うむうむ。 | |
そういえば、「許して」で思い出したのだが、ロックマンシリーズで唯一許せないものがあるんだけど。 | |
いったいなんですか? | |
それは、嘉門達夫の「WE ARE ROCKMAN」という曲で、一応「ロックマンサッカー」というゲームのテーマソングになっている。でも…… | |
でも……? | |
歌の内容は、嘉門達夫お得意の「英語の日本語聞き間違いシリーズ」の曲。 でも、申し訳程度に「悪の帝王Dr.ワイリーをぶっ飛ばせ!」という歌詞が入っているだけというのが、嘉門達夫ファンのおいらからしても許せないんだけど。 | |
なるほど…… | |
「ROCKMAN」と何度も歌っているけど、別の意味で使ってるのはやっぱり許せなくてなぁ。 | |
え、ロックな音楽だから「ロックマン」じゃないんですか? | |
初めに説明してるだろ! 間違えた奴には罰あるのみ!!(キュピーーーン) | |
イヤーーーーーッ!! 結局このオチですか〜! |
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