毒 | 々 | コ | ラ | ム |
◇ 子供向けお菓子を大人が食う そにょ2。◇
◇ 今回の被験者 ◇
・船木屋 (ぐーたら社壊人)
・猫柳急須 (だめ人間もどき)
◇ 試食 ◇
さて、今回のターゲットはこれである。
今回もみょ〜さん宅での撮影となったワケですが、今回はあろうことか部屋が掃除されているではないか。それではいつものアレがなくつまらない、ということで、おいらが勝手にみょ〜さんの部屋の彩りをでっちあげる。
とりあえず完成した特設デスクはやっぱりヤバさ炸裂。ちょっと狙いすぎたかも。
こねこねほわっちゃ (88円)
さて、今回の「こねこねほわっちゃ」。ネーミングからして既に逝ってる気がするのは私だけであろうか。逆に、おいらの心の中ではかなり期待大なのが自分でもわかるだけになんだか怖いです。みょ〜さんもまた興味津々って感じでした。
今回驚いたのは、ケースも含めて豪華6点セットであるコト。88円なのに、よくぞまぁここまで付けたモノだと感心しきりです。しかも、袋は全てマジックカッター採用。確か、旭化成の特許だから、こーいう部分にもわずかながらお金が掛かっているとは思うんだけど……、今度のカネボウさん、やってくれますネ♪ マジで期待度が上がりまくりの2人であった。
えーと、袋のマニュアルを読むに、袋1から袋4まであるらしい。んでもって、我々にとって最もデカルチャーだったのは、なんと、作成方法の手順その1。カップに水を入れて流し込む。今までは「1の粉を入れて水を1杯入れる」だったために、かなりの驚きであった。
今回も白い粉を水に溶かすと色が変わった。ぶどう味は青紫、メロン黄色に変色してしまった。おお、これぞ我々が求めていた反応である。ちなみにこんな色になってこそのケミカルである。粉2を溶かすと予定通りのぶどう色とメロン色、あとは強烈な芳香が漂い、だんだんトリップしてゆくのであった。
今回は今までのパターンでは終わらなかった。3番目の粉が見たこともないモノだったからだ。これを見た瞬間、我々に衝撃が走る。
「3を混ぜて、糸が出るまで混ぜてください」とのこと。しかし、目の前にあるのは吹けば飛ぶような粉でんぷんっぽいモノと言おうか、粉でもなければ粒でもない、薄皮の細切れみたいなモノが入っていた。これを入れて混ぜ続けると、確かに糸を引きだした。しかし、あの伝説ののびゅ〜んと比べるとその伸びは微々たるモノである。
というより、のびゅ〜んと比べること自体、既に間違っているのだが。さて、糸も引いたところで4番目の粉を開けると……。
待ってましたシュガービーンズ!!!(ヤケ)
ケミカル菓子をケミカル菓子たらしめているのは確かにこいつである。しかし、こいつが一番美味しくないのも折り込み済みである。しかも、いつもよりも気持ち50%増量してるのは気のせいDeathカ?
焦る心を抑えつつ、作り方を見ると、「4の袋を全部流し込んで完成です」。
流し込んで……。
あのシュガービーンズを全部食エとおっしゃいますカ?(血涙)
この時点で既に最凶認定。
腹をくくって一口食べると、口の中で「ねちゃっ」とした歯触りと「がりっ」とした感触の絶妙なハーモニーで、生きる心地が失われます。例えるなら、柔らかすぎる餅に砂が入っているかのような、そんな感触Death。メロンもぶどうも香りだけで、ただただシュガービーンズの痛い味だけが舌に残ります。はっきり言ってこれは拷問Death。
のびゅ〜ん以来のカネボウ大暴挙、私は応援いたします。もう食べんけど。(ダメJAN?)
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