◇ 子供向けお菓子を大人が食う そにょ4。◇



 忘れた頃にやってくる、カネボウから新製品
 カネボウがまた新商品を出したという情報をゲットした我々は、早速リサーチを開始した。
 今度こそ美味しいといいなぁ。って、美味しかったらケミカル菓子じゃなくなるか。

  ◇ 今回の被験者 ◇
 ・船木屋  (ぐーたら社壊人)
 ・猫柳急須  (だめ人間もどき)

  ◇ 試食 ◇

 なるなるみになる! (95円)
なるなるみになる!
 さて、今回のターゲットはこれである。
 もう、みょ〜りゅ〜さんが購入した期待の新作なのですが、相変わらず怪しげな雰囲気を漂わせているこのカネボウ製品。今回も失敗の色が濃さそうです。
 みょ〜さんいわく、メロン味の他にもブドウ味があったらしいのですが売ってなかったらしく、これから探しに行こうとか言ってましたが、おいら的にはねるねるねるねプリンを早く見つけたいなぁ、と思ったり思わなかったり。
 それにしても相変わらずのぶっ飛んだネーミングセンスには脱帽です。はっきり言ってタイトルから何が出来るか予想したりするんですが、変に擬人化されて暗号めいたパッケージを見るよりは予想は出来るだろう、ということでいつもタイトルから推測するに、今回もべったらなんじゃら系なんだろうか。
 個人的な意見を言わせてもらうと、べったらなんじゃら系って、作るのが面倒なんですよね……。

プラモデル?
 今回、特筆すべき点と言えばプラモデル在中であること。
 粉自体は少なく、2袋というのは今までの傾向から考えて少々物足りない気もするが、今回の目玉はなんと言ってもプラモデルである。パーツが7つもあって、みょ〜さんなんかはラジオペンチを使ってわざわざバリまで取ろうとする。
 そんなあまりにびっくりの在中物を組み立てるのだが、最初に全部取り外してしまうと、どれがどれだかわからなくなってしまった。大きさを見ながら順番に組み立てたのだが、こう言うときは素直にマニュアル見れば良かったと、ちょっとだけ後悔。
 しかし、そういう愚か者でもわかるようにと、大きさはわかりやすくなっているからありがたい。

子供には毒です
 ここまで組み立てておいてなんだけど、このといいといい、なんとなく大人のおもちゃを彷彿とさせるのはなぜだろう。サイズはだいたい15cm前後、幅も3cm程度で、なんとなくそんな感じはする。まぁ、たとえ実際に使ったとしても強度的に問題ありだろうけど。
 少なくとも、あかり姉さんがいたらとりあえずボケていただろう。いやむしろ、姉さんの方からはっきりと口に出された可能性もあるが。
 下ネタはこのぐらいにして、粉1を皿に入れ、水をこの棒につけて粉を付け……の繰り返しを行う、とのこと。この作業はべったらなんじゃら等でおなじみであり、今更という気もしないでもないが、このタイプのお菓子って、他に粉を混ぜないため、カネボウお得意の色が変わるという面では弱い。

おおきくなぁーれ。
 パッケージにも書いてあるとおり、つけて まわしてを繰り返しているんですが、このブドウを模した形状に、メロン味のゼリーというのは些か違和感を覚えてしまう。まぁ、開き直ってマスカットだ、と言ってしまえばそれはそれでいいのかもしれないが。
 最後に、毎度おなじみシュガービーンズを付けて食べる。やっぱりの登場に、おいらもみょ〜さんも感動すらなし。いつも通りのメロン味で、納得したような、納得しなかったような、そんな感じです。
 相変わらず……と言ってしまえばそうなのかもしれないけど、なんとなく納得がいかないなぁ。

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