◇ 子供向けお菓子を大人が食う そにょ5。◇

ねるねるねるね 梅あられ味 (95円)
「どどっとつぶぴょん!」に既にやられているというのに、せっかくだからねるねるねるねの新作も食べることにした。
「せっかくだから」というのは某ネットアイドル12歳の座右の銘だというのはまぁいいとして。
まず、普通に考えてみよう。
梅。
自分としても梅干しは嫌いではない。どうせ食べるならかりかりとした小梅が美味しいなぁ、と個人的に思っているのだが、あかり姉さんは大粒の、どろりとした梅干しが大好きなので、たびたび話の種になったりするのだけど。
そんな梅干し。
お菓子として殆ど成功していない部類に入るのではないか、と。
今でも普通に売っているとするならば、梅昆布やカリカリ小梅、梅ジュースと言ったところか。
全体的にジジ臭い。
もしかして、今回のねるねるねるねのターゲットはおじいちゃんおばあちゃんなのではないか、とおいらの脳裏をよぎるのだが……。まさか、ねぇ。

パッケージから既にやなムード満載の2人。顔を引きつらせつつ袋を破ってみると……。
中に入っているのはいつものように粉1〜3。あとスプーン。
今回のねるねるねるねは特別変わった仕掛けもなく、オーソドックスな感じ。
とりあえずいつものように1の粉を溶かすのだけど、この時異変が。
梅の強烈な香りが部屋を漂ったのである。
しかも、やけに甘ったるい臭いが。いや、スメルと言った方がよいだろうか。とにかく凄い臭いで、開始早々イヤになってくる。
カネボウのケミカル菓子は、水に溶かすと強烈な臭いを発するのが特徴だが、正直なところ、ブドウやコーラの臭いは嗅ぎ飽きているため特に抵抗はなかったが、これはキツい。
もはやこの時点で地獄Death。

色はブドウ味と同じように、青から桃色に変わっていったのだけど、それよりもこの臭いを何とかして下さい。
このキツさは耐え難いものがあったけど我慢して、ついに食すことに。
1口食べてみると……
うぁぁぁ!!
梅の味がキツすぎます。めちゃくちゃ甘酸っぱいDeath。
例えるならそう、濃い梅ガムを噛んでる感じ。
はっきり言って2人を瞬殺たらしめる恐るべき最終兵器Deathシタ。
早速資源ゴミに問答無用で突っ込んだ後、一服しながらあかり姉さんが一言。
「そう言えば高校の時、梅ガムってあまりの臭いのキツさに、学校持ち込み禁止になったんだよー」と。
そんな破壊力のあるものをねるねるねるねにしましたか、カネボウさん。
とりあえず味と臭いが毒ガス並なのは勘弁してください。
はっきり言って拷問に使えます。 コレ。

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