毒 | 々 | コ | ラ | ム |
◇ 子供向けお菓子を大人が食う そにょ6。◇
◇ 試食 ◇
ねるねるねるね コーラ味 (95円)
さて、今回のターゲットはこれである。
前から冗談でコーラ味が出たら面白いよねーなんて言っていたのだけど、まさか本当に出てくるとは思わず、正直驚いた我々。
しかし、コーラと言うと今までの事が思い起こされる。のびゅ〜んのコーラ味なんかがいい例だ。コーラ飴のような味のコーラに痛いばかりの弾ける飴。あれを思い出すと今回のねるねるねるねも同じだろうと予想してしまう。
ところで、ねるねるねるねのパッケージを見て気づくことはないだろうか。
今までたくさんのねるねるねるねを作ってきたのだけど、パッケージに描かれているねるねるねるねの色が2色なのは気づいていた方はいるだろうか。今までのねるねるねるねでもそうだったけれど、この途中にある色、今までこの色に変わったので、ねるねるねるねはパッケージの時点で既にネタバレをやっているということになるのだ。
もう、パッケージと言うか、ネーミングの時点で今までのカネボウ製品でも負けず劣らずのぶっ飛び具合を醸し出してくれる。
パッケージを見る限り、今回は緑らしい。緑からコーラ色に変化するぞと暗示しているのだ。
パッケージ通りちゃんと緑になるのか、そういう方の期待をするようになってしまった。慣れって怖いねぇ。
今回の内容物はこんな感じ。今までのねるねるねるねと一緒なため、特に紹介はしません。中に入っているのはいつものように粉1〜3。あとスプーン。
いつものように作ってゆくと、やはり来ました。ものすごいコーラの香りが。この香りがないとケミカル菓子じゃないので、これが来たからもう喜んで混ぜる。混ぜる。するとパッケージの色のように緑に変色。そしてコーラ色に変化した。
さて、ここからが問題である。粉3と言うと今まであの痛いシュガービーンズがつきものだった。今回もそれが来るだろうと思っていたのだが……。
違う。
今回はなんだか駄菓子屋にあるお菓子のような感じのものを付けて食べるようだ。単体で食べるとほんのり甘く、特に弾けたりしないので刺激もなく食べることができた。今までのものと比べると美味しい方なんだけど、なんだか違う。
ねるねるねるね独特の刺激味がなくマイルドな味わい。
これはねるねるねるね初心者には受け入れられるだろう。でも、あえて言いたい。
弾けなくて何がコーラよ!!
久しぶりに地獄の弾けっぷりを期待していただけに残念の一言です。
へんしんガムガム ブドウ味 (95円)
ねるねるねるねでちょっと刺激が足りず不完全燃焼の我々。
続いて登場したへんしんガムガムに期待をするものの、なんだか不安がつきまとう。カネボウのケミカル菓子レビュー始まって以来のガムである。ガムと言うとカネボウが出している烏龍茶ガムや緑茶ガムなど、普通そうでちょっと危険な感じの物が多く、今回のガムも興味津々。しかし、どうやって作るかが正直判らなくてみょ〜さんともども期待で一杯となった。
今回の内容物はこんな感じ。アイスクリームのへらといい、なんだかのびゅ〜んを思い出してしまう。それを気にせず粉を水に溶かしてゆく。
今回は写真撮影に失敗して、途中経過が撮れなかったので申し訳ない。フラッシュをつい焚いてしまい、白く飛んでしまったためである。申し訳ない。
1の粉を水に溶かすと全体が青色に。ここまでは別に大したことでもないので驚きもない。続いて粉2を入れるとなんと、ダンゴみたいなものができたではないか!
ダンゴみたいな物が出来て、次に粉3。説明を読んでみると……
粉3を溶かしてソースを作りましょう。なんだそりゃ。
とりあえずソースを作らないといけないので作るのだけど……、粉を入れる場所がガムを作ったところ。一気に不安がよぎる。
結局ガムにソースを付けるワケだから気にしてはいけないが、これで完成らしいので食べてみる。
ダンゴになったガムらしきものはとても粉っぽく、みょ〜さん用に半分に割ってから食べてみる。噛むより先に我々を襲ったのは!
酸っぱい!
このブドウのソース、果てしなく酸っぱいです……。これには2人とも苦しい顔。さらに言うならガム自体は粉っぽく、噛んでいると普通のガムになるけど最初がキツい。
しかも、すぐ味がなくなるので、再度このソースをつけろと。
あまりにキツすぎる味のため断念いたしました。
確かに期待通りのケミカル菓子ではあったけど、結構微妙ですね。
普通に美味しくてもダメ、不味くてもダメ。
ケミカル菓子というのはなんと難しいことか。
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