毒 | 々 | コ | ラ | ム |
◇ えむなべ。 ◇
◇ 今回の被験者 ◇
・船木屋 (右にしか曲がりません)
・猫柳急須 (ドナ様マンセー)
・あかり姉さん (隠れMファン)
◇ 試食 ◇
「M食べたい」。
この言葉を発したのはあかり姉さん。サークル「ぶる〜まうんてん」のメンバーになって既に半年ぐらい経つが、なんだかかなり馴染んでしまった気がする。昔はコミケ反対派だったのにねぇ。
とは言え、大のM嫌いのおいらがそれを許すはずもなく、そんなのなら「鍋にしてやる」と意気込む。姉さんと同じくMに身も心も殉じたみょ〜さんもこの鍋に参加。こうして、菓子鍋以来の狂気の鍋が始まったのである。
そして、我々はMに向かい、メニューを物色することに。メニューの中で最もMらしいメニューは何か。Mの象徴たるメニューを鍋にすることでアメリカに対する鉄槌……って、マジでヤバいネタを出したりしたのは秘密。
Mと言えばビッグマック、ということで、スーパーバリューセットで手を打つ。これをこのまま煮ることで鍋となるだろう。鍋の具としては少々物足りない部分もあるが、たぶん大丈夫であろう。
しかし、1つ足りないモノがあった。鍋をするからにはやはり土鍋でないといけない。というコトで早速100円ショップで土鍋を購入。これで全ての準備は整った。
さて、買ったばかりの土鍋を洗い、スープはやっぱり飲み物であろう、ということでMの象徴、水で薄めたコーラを鍋のスープにすることに。火に掛けると同時に氷がじわじわと溶け始め、思いっきり泡だって炭酸がどんどん抜けてゆく。そう言えばスタローンの映画で炭酸抜きコーラを飲んでいるシーンがあったようななかったような。とは言え、ボクシング始めるワケじゃないんだけど。
この時はまだ楽しい。と言うか、こういうゲテ鍋はメイン具材を投入するまでが楽しいのだから、今のうちにたっぷり楽しんでおくとしよう。
さて、氷も溶け炭酸も抜けたので、次に投入するのはポテトに決定。チキンでも良かったんだが、まぁMの象徴とも言える冷えると食えないポテトから入れることにしよう。鍋に投入するとまず、すごい油が広がるのでびっくり。もう、アクのような感じで、みょ〜さんも「アクを取れ!」って思わず叫んだぐらいで。
とりあえずポテトをしばらく煮込んでいたが……。
とりあえずこの時点で味はどんなのだろうか。ちょっと気になったおいらは早速ポテトを1つつまんで食べてみることに。とりあえず菜箸でつまんで……だったのだが。
食べた瞬間、思いっきり雄山笑い。もうこれは笑うしかありません。もし雄山ならここで女将を呼べぃ!と言いたくなる……それ以前にハンバーガーを下賎な食べ物と言ったあのお方がM鍋など食べるわけがなかろうが。
とりあえず食べた感想は、美食通っぽく言わせて貰うとしたら、味の抜けたふにゃふにゃのポテト……例えるならば天かす? ラーメンに入っているあの天かすをそのまま食べているような感じ。さすが脂の塊ポテトだけあって、天かすに代用できるってなんて素晴らしい!!
でも、ダシがコーラなので、あまり美味しいとも言えず。と言うより、コーラ味があまりにも薄くて味付けに不安も持ってしまったが、これから投入するビッグマックのソース類を考えれば丁度なのかな、と勝手な推測を立ててみたり。
ちなみに全員ポテトは食べましたが、みんな爆笑。まさかワライダケ粉末とか入っているのか?
(補足:ワライダケは食べると顔の筋肉が引きつるため笑ったような顔になる毒を持つ……ってことで、実際笑うことはないらしいのだが。まぁ表現としてよく使われるので一応。)
さて、次に取り出したりますは、Mの威信とも言えるビッグマックである。はっきり言ってこの時点で冷たくなっているハンバーガーは、みょ〜さんですら「こんなの食えるか!」と言う始末。それでもドナ様万歳なのか? とか言うツッコミは置いといて、早速ペンタゴン鍋にマクドナルドが投下された。
ちなみに投入時は熱いということでガスは切って投入している。そのため火が写っていないのはご了承頂きたい。
100円ショップで購入した土鍋がやはり小さかったのか、ちょうどビッグマック1つが入ったところで丁度収まるって感じで、ポテトが底に押しやられたり、一番上のパンが全然スープに浸からなかったりで、仕方がないので菜箸で底から回すように混ぜてみる。とは言えこの作業もなかなか大変で、なかなか混ざらない。あまり混ぜすぎると前の菓子鍋のようになってしまうからだ。
そう言えばまだチキンを投入していない。続きは次のページにて。久しぶりに続きます。
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