毒 | 々 | コ | ラ | ム |
◇ 俺にカレーを食わせろ ◇
さて、今回おいらが持参したのは、知る人ぞ知るビレッジバンガードで調達したジュースである。以前ここで入手したドクターペッパーは、みんな飲んだことがあるし、それでなくともネタとして使い古されたモノであるし。
昔、師匠のコウチャさんが「タイ土産」としてくれたタイのジュースが面白いのではないか。たまたま売っていたし。ただ、師匠から昔貰ったのは「ジョージア」2本。1本飲んで、あまりの甘さに苦しんだ覚えがあるのだ。しかも、なんとか飲んだ後に、うちの相方もタイに行って来たらしく、やっぱりジュースを土産に持って帰ってきた、そういうトラウマに似たものがあるので、こいつに決定。今回仕入れたのはメロンソーダ。ジョージアもコークもなかったのでこれにする。飲んだことなかったし。
さて、早速コップに入れてみると、毒々しいまでの緑。コップに流し込んでみるとこんな感じになるのだが……ちょっと横なので見にくいかも。
早速飲んでみたけど、ちょっと甘いメロンソーダという程度で、期待したカキ氷シロップまではいかなかった。残念。
ねるねるねるね いちごソーダ味 (250円)
そして、食後のデザートは、あのねるねるねるねの新作である。
たまたま見つけたので、つい買ってしまったのだが……とりあえず全員が揃っているときに、ということで早速取り出してみた。今までのねるねるねるねと中身は一緒……かと思ったらいつものシュガービーンズがない。これは、と思ったら粉を溶かしてつけるタイプらしい。ということは、ねるねるねるね史上最高にまずい、あのピーチプリン味を思い出してしまい、戦慄が走る。
しかし、作っている面々は、先ほどのLEEのおかげで半ば味覚が麻痺しているので大丈夫であろう。なんだかわくわくさえしていたし。
期待を込めて早速粉を溶かす。最初は黄色みがかった白だな、と思って混ぜていて、次の粉を入れて混ぜていると異変は起こった。
あの、色が全然かわらないのですが……。
ねるねるねるねと言えば、ケミカルな味は別として、あの変色が売りのはずである。白い粉が水に溶けて青だの緑だの黄色に変わるのである。ところが、今回は粉から水に溶かして混ぜて、さらに2つ目の粉を混ぜたところで色が変わらないのである。ただ白いままで、大目に見れば若干色が変わったのかもしれないが、それでも大きく変わったとはお世辞にも言えない。いくらヨーグルトとは言え、あんまりである。
続いて溶かした粉がいちごの溶液になって、それを付けて食べるという感じ。早速食べてみるが、今までのねるねるねるねと違って絶対的な破壊力の味ではなく、まだ食える味になっていた。いつものシュガービーンズもないため、舌に刺激も少ない。とりあえずヨーグルトは刺激が多かったが、それでも酷い、というほどでもなかったし。普通に食べられるという点で、残念でした。
ねるねるねるねは、やっぱりあの独特の刺激と色の変化があってこそねるねるねるねだと思うのだが……。
これだけ食べて、今回のカレー騒動は幕を閉じた。しかし、これはあくまで序章に過ぎなかったのだ……。(以下次号)
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