◇ おいでませ鶴来屋。 ◇



 昔、「Leaf」というゲーム会社が『痕』(『きずあと』と読む)というゲームを出した。
 かなりの名作と言われ、発売から4年以上経った今でもネタになるほどなのだが……。
 その中の舞台にはモデルが存在する。場所も当初から把握しており、いつでも行こうと思えば行けたのだが、なかなか行く機会に恵まれなかったがついに鶴来屋を詣でる日が来たのである。
 その克明な記録をここに記すとしよう。

  ◇ 今回の被験者 ◇
 ・船木屋  (ぐーたら社壊人)
 ・猫柳急須  (だめ人間もどき)

  ◇ 外観とか。 ◇
 決行は1月8日。世間一般では成人式だのでわいわい言ったり、高知県や香川県の知事がブチ切れたりと、いろんな事があったようだけど、そんなこと気にせず石川県七尾市に向かう。
あの駅
 七尾駅を通り過ぎ、隣の駅である和倉温泉駅に到着。外観から見て分かるとおり、『痕』に登場するあの駅である。
 右側の階段、さらに壁の縦線など、ゲームの画像を載せたいところだが、その辺は皆様の記憶にお任せしたい。
 ちなみに、この駅には何故かTo Heartガシャが置いてあったので、みょ〜さんが2回プレイ。すると2回とも藤田浩之登場。うーむ、狙っているのか何というか……。しかし、駅にこのガシャがあること自体、何かの作為的なモノを感じてしまうのだが……。
 また、写真には撮ることができなかったが、ひょっこり能登島と書かれたバスが走っていった。うーん、とても撮りたかった……。

 続いて、あの鶴来屋に向かうことにする。隆山温泉街で最強の大きさを誇る……というあの鶴来屋であるが、モデルとなったホテル加賀屋も充分に大きい。和倉温泉街では最も奥にそびえ建ち、威圧感も絶大であった。しかし、周辺道路は加賀屋に御用のない人お断り、ってぐらい道がよろしくなく、また、建物が放つ独特のオーラによって、貧乏人の我々はただただ退散するほかなかった。

鶴来屋!
 鶴来屋を撮影したところで、続いてエルクゥ撮影ってことで羽咋へ。羽咋はUFOの街ということで町おこしをしているだけあって、UFOグッズが結構あった。しかし、肝心のUFO記念館への行き方を忘却してしまい、行けずじまいであった。仕方がないので次に、柏木邸がある金沢市香林坊へ。香林坊周辺は金沢市で最も栄えている場所で、はっきり言って渋滞の嵐。武家屋敷方面に向かいたいが停車スペースもなく、また日も暮れかかっていたので通過し、鶴来町の手取ダムを優先することにしたが、鶴来町に到着した時点で完全に日没。看板すら撮影できず、諦めるしかなかったです。

 今回のツアーにはかなり残念な部分があり、ぜひもう一度リベンジしたいところです。七尾到着が13時、という時点で既に間違っていた気もするけど、ぜひとも次回は鶴来屋宿泊の線も含めて頑張りたいところです。
 ただ、鶴来屋に泊まるだけの金が、あるのかなぁ……。(ダメJAN?)

戻るヨ

※画像・文章問わず無断転載は禁止です。