◇ チョコっとGAVE ◇



 2月14日。
 この日がバレンタインデーということが決められたのはいつのことだろうか。
 ちょっと調べてみると、ローマのバレンチノ(バレンタイン)司祭が当時禁止されていた兵士の結婚を行っていたため、その罪をもってローマ皇帝に処刑された人物のこと。後に2月14日頃に豊穣の祭りとして男女のまぐわいの日を経て、恋人たちが贈り物やカードを交換するようになったようでして。その時聖人を立てることになった際に、殉教したバレンタイン司祭を祭ったようだ。
 ちなみに日本に伝わった際、某お菓子メーカーの陰謀でチョコレートを贈る習慣となったのは有名な話だろう。
 そんなバレンタインにちなんだ毒ネタを実行してみようと思う。

  ◇ 今回の被験者 ◇
 ・船木屋  (残念賞〜!!)
 ・あかり姉さん  (なまこチ〜ム)

  ◇ 試食 ◇

チョコレート溶けました

 チョコレートを使用したデザートは数多いが、その中でもチョコデザートの王様とも称されるのはチョコ・フォンデュ
 湯煎に溶かしたチョコレートを、苺やバナナなどのフルーツを付けて食べる、まさに贅沢の逸品と言える。
オーソドックスにいけばこうなる
 最近では、臨時ロッテ走塁コーチに抜擢されたマラソン金メダリストの高橋尚子さんが、千葉ロッテマリーンズの選手達にチョコフォンデュを振る舞ったという、お菓子メーカーの宣伝みたいようなパフォーマンスがニュースで報道されたりもした。
 しかし、チョコフォンデュというものは、ただチョコレートを溶かすだけではあるものの、チョコがすぐ固まってしまうため、とろけているチョコレートを味わえる時間はあまりない。
 そのため、すぐさま食べなければ美味しくないということもあり、贅沢なデザートと称されるのであろう。
 あかり姉さんのことだから、最初は単なる手抜きかと思っていたが、意外や意外、これがまた美味しいのだ。
 苺やキウイフルーツの酸味と、チョコレートの甘みが程良く絡み合って絶品の味を出している。
 確かにチョコデザートの王様と称するだけはある。

 しかし、ここで終わっては毒コラムじゃないということは周知の事実であろう。
 当然、期待通りの展開となってしまったワケだが。



 覚悟が決まったところで、次のページを見てほしい。


戻るヨ

※画像・文章問わず無断転載は禁止です。