◇ 子供向けお菓子を大人が食う ◇



 今更言うのは遅いだろうが、今回はみょ〜さんの家で、テーブルがなかったので適当に原画集だのエロ漫画だのを積んだ上に下敷きとコピー用紙を敷いて作った即席テーブルである。そのため、お菓子以上になモノが写っているのはご容赦いただきたい。

 やんやんつけボー (100円)
つけボー
 さっきののびゅ〜んで予想外の打撃を受けた我々は、ここらで一服するべく、最初から安全圏と思っていた商品に手を出すことにした。
 まずはやんやんつけボー。チョコレートにそう外れはないだろう、ということで、安心してパッケージを開けようとしたその時。気になる文面を見つけてしまった。
 製造元:明治シンガポール。ここに来て舶来モノと対峙する羽目になるとは。まぁ海外工場なだけかと思ったら、輸入とか書いてあるし……。と言うことはパッケージとかはシンガポール工場だとしても、味付けなどはシンガポール産の可能性が大きいと思われる。これは危険だ。
つけボー・開封

 開けてみると、そう怖くもなく普通。幅1cmぐらいのプリッツが十数本と、チョコクリーム、あとは半ば因縁めいたシュガービーンズが。
 早速つけて食べるが、子供はやはりこのつけて食べるという事が楽しいのであろう。しかし、我々にとっては面倒の一言で片づいてしまう。さらには不満まで漏らしていたりする。
 シンガポール、と聞くとやたら甘いというイメージがつきものだが、このチョコクリーム、やたらと薄味で、たっぷり付けないと物足りない。日本人向けの味にしたのかそれともシンガポールは国を挙げてのダイエット運動でもしているのかと、馬鹿な考えもしたくなる。チョコだけでは物足りないので、ビーンズに手を出すが、このビーンズがまた予想通りに不味いため、2人揃ってげんなり。まんまとチョコレートは美味しい、という定説に騙されました。ガキなら喜びそうなお菓子だと思うが……。
 ハイチュウ:クリームソーダ味 (55円)
 コレは安全パイの安全パイ。有名どころならまず大丈夫、ということでハイチュウを開ける。まぁ、クリームソーダとか付いてるけど普通のモノと変わらないだろう。大方緑の……と思っていたら予想通りのハイチュウが。みょ〜さんも「これは安全でしょ〜」と言い、一斉に食べる。
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 ………………………………何コレ
 まず、最初に噛んだときに訪れるトイレの芳香剤っぽい臭いが。次にやけに薄いメロンの味と、後から来るミルク味。はっきり言ってこれは外れではないかと。確かハイチュウにはメロン味はあったと思うが、これを薄くしたものなのか、ただ単に名前を変えただけなのかは不明だが、いくら何でも前に不味いモノを食べまくって多少は色付き評価も期待できたはずなのに、負けず劣らずの味で返してくるとは……。やられました。
 ちなみに後日、余った分のハイチュウを食べたけど、やっぱり不味いと思ったです。

 次は、ついに「ねるねるねるね」との最終決戦が待っている。読みたい人は次のページに覚悟完了を。

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