毒 | 々 | コ | ラ | ム |
◇ 子供向けお菓子を大人が食う そにょ5。◇
◇ 今回の被験者 ◇
・船木屋 (超絶倫人ベラ○ーマン)
・あかり姉さん (えろえろよー)
◇ 試食 ◇
どどっとつぶぴょん! (95円)
さて、今回のターゲットはこれである。
もう、パッケージと言うか、ネーミングの時点で今までのカネボウ製品でも負けず劣らずのぶっ飛び具合を醸し出してくれる。
どどっとつぶぴょん……、絵を見た限りでは何か粒状の物を作るということはわかるが、やはり粒を作る行程が気になるものだ。普段からこういうゲテモノ嫌いのあかり姉さんですら、なんだか期待に満ちた目でこの袋を見ているんですが。
少なくともこの我々、大人も喜び胸踊らすような期待を持たせた点で、カネボウフーズの企画勝ちと言っても過言ではない。
子供ならまだしも、我々は既にカネボウ製品を嫌ほど食した人間であり、この後訪れるであろう絶望を、一瞬でも忘れさせてくれた時点で、もう負けであるのだと。
しかも、形状などを予想しても、今までにないパターンであることが推測される。
その斬新な方法を見てみたい。
見事にカネボウフーズの魔術にハマってしまった我々は、今からこのお菓子を作って無事失敗作だと見届けるまで、決して目の前の商品を失敗だとは思わないだろう。
さて、2人うきうきしながら袋を破ってみた。
中に入っているのはいつものように粉1〜3。あとスプーン。
何の変哲もない、いつもの物ばかりだ。しかし、1つだけ異様な物があるのに気が付いただろうか。
イカの形のようなスポイトである。ちなみにコーラ味の方はタコになっているから芸が細かい。
毎度毎度、無駄な所に細かいのには本当に脱帽させられてしまう。それも子供を魅了するためなのだろうが、毎回毎回これだけのこだわりようは、はっきり言って元が取れているのか心配になってしまうほどなのだが。
そんな手の込んだ今回の商品だが、まずは2つの穴に水を入れ、溝のある穴の方に粉1を、丸い方に粉2を入れる、とのこと。今回は計量カップなどといった気の利いた物は付属していないので、水道の蛇口からの水でうまく調節することに。
これが思ったよりも手こずったということは付記しておこう。
さて、今回の「どどっとつぶぴょん!」のメインイベントはここからだ。
2の粉を溶かした液体をイカ型スポイトで全部吸い取り、1の液に入れると……
スポイトから落とした2の液が、1の液に触れた瞬間、球状のゼリーへと変貌を遂げる。
しかも一瞬で変化するから、正直凄いの一言だ。
しかし、これはぱっと見イクラの大量生産をしているように見えてしまう。
色といい形と言い、大きさはちょっと小粒ではあるが、イクラに見えたが最後、どうしてもイクラにしか見えない。
これははっきり言って面白い。ついつい大量に作りたくなってしまうのだが、どうしても後半はスポイトで液を吸い込めず不完全燃焼になってしまう部分もあるが、これがまた楽しい。
あかり姉さんも不気味な笑いを浮かべながらイクラの生産を続けている。しかし、作るのは楽しいけれども、食べるのはイヤなのがこのシリーズの伝統と言うか何というか。
イクラ作りに楽しんでいたのだけど、ついにこれを食べるときがやってきた。
いくらの素2の粉を入れたところに、3の粉を入れて水を少々入れる。すると、いつものねるねるねるねのように泡だってくるではないか。
これをソースにしてイクラを食べるということなのだけど、ここまで作っておきながら食指が動かない。
しかし、食べないと何のために作ったか判らないので、ねーさんとじゃんけんをして勝った方が食べることに。
というワケでおいら、船木屋が食べたのだけども……。
まだ安全圏Death。取り立てて不味いこともなく、いつもの味と比べればまだまだ食えるものでした。
とは言え純粋に美味しい物でもないのですが。
ちなみに、このいくらもどきにはほとんど味がありません。
言うならば昔食べたねるねるねるね・いちごソーダ味のような感じで、このクリームに味が付いていると言ったモノでした。
作るのは確かに楽しく、味も酷くはなかったので、ほっとした反面つまらなかったかも。
落胆する我々の前に、新種のねるねるねるねの情報が。
早速ゲットし、早速作ってみることにした。その模様は次のページでどうぞ。
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