◇ 山頂晴れて ◇
「いざ地を行け空想の 山頂晴れてそびえる 心は静かなり さあ行け星の混沌は 緞帳下げて震える」 (平沢進)
◇ 今回の被験者 ◇
・船木屋紫一 (エンドルフィン過多)
・あかり姉さん (犬を見せたら危険)
・CWD (耳っ娘スキー)
・魔道士エイボン (眼鏡&褐色少女スキー)
・エイボンさんの同僚さん (名前聞きそびれました)
◇ 登山 ◇

10月12日。
名古屋では世界コスプレサミットが、刈谷市でも同人誌即売会が行われていたという、最も名古屋が熱かった日。
名古屋にそびえたつ「喫茶マウンテン」。
その名のとおり、地下鉄鶴舞線いりなか駅からやや坂を上ったところに存在する。
名古屋が熱いと言うことは、当然ながらこの店も熱くなるだろう。
今回は、あかり姉さんの強い要望により、第2回マウンテン登頂が実現することになった。
船木屋らが参加した同人誌即売会は、人の入りもまばらだったこともあって、頃合いを見て切り上げ、一路マウンテンまで向かった。
ちょっと話題は逸れるが、刈谷から名古屋市まで、たいした距離ではないとたかをくくっていたのだけど、新快速でも結構な時間が掛かってしまうだけに、改めて愛知県って広いのねと実感してしまった。
いや、普通考えれば判ることなのだろうけど……。

店内に入ってみると、早速唖然。
なんて言って良いのだろうか。リュックや無精ひげやよれよれのシャツ、ジーパン、眼鏡……いかにもな人ばかりの客層というのはどういうことであろうか。
しかも、各テーブルにはあふれんばかりの抹茶スパにバナナスパが見られ、皆が皆してキワモノメニューを食している。
所詮考えることは同じかと諦めつつも、毒々コラムで知られる船木屋紫一の名にかけて、ちょっと変わったベクトルで攻めてやろうではないか。
店内の様子を探ってみると、なんだかおいら達と同じくOFF会の場所として使う人が多数。
そして、殆どがマウンテン初体験。
マウンテン経験が既に4回のエイボンさんを筆頭に、キワモノ慣れしているおいらとあかり姉さん、そしてマウンテン経験が初めてのCWDさん、エイボンさんのお連れさんというメンバーでチャレンジすることに。
少なくとも、他のテーブルのようにみんなでキワモノメニューを頼んで撃沈することはあり得ない。

今回もメニューの内容は変化はなかった。
しかし、期待していたいちごスパは、まだ販売していなかった。残念。
それにしても、マウンテンのメニューはぱっと見てわからないモノが多いので困ってしまう。
みそミートのようにすぐ判るものから、コスモスパ、ヤングスパ、カントリー、アラビアン……「ワケわかんないよ!!」という叫びが店内のあちこちでも聞かれる。
それもまた喫茶マウンテンの醍醐味であろう。
今回は、CWDさんがコスモスパ、エイボンさんが冷やし中華風スパ、お連れさんがヤングスパ、あかり姉さんがお茶ピラフ、おいらが甘口バナナスパを注文した。
そして料理が届いた。全貌は次のページにて。

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