騰波ノ江駅の内部は本日のみいろいろと公開されている、ということでじっくりと見て回ることにしました。


関東鉄道騰波ノ江駅内部。

こちらは騰波ノ江駅の待合室です。
ガラス戸の向こう側が駅員用スペースになっていて、普段は入ることが出来ません。
が、本日は一般開放されているので、入ることが出来ました。
正直、この待合室だけでもじゅうぶん古さを感じさせられます。


関東鉄道騰波ノ江駅・黒電話。

早速駅員用スペースに入ってみました。
まず目に付いたのは…この救急箱と黒電話です。
待合室にあるものは触ってはいけないとのことですが、写真撮影は自由、とのこと。
かなりのサービスっぷりです。


関東鉄道騰波ノ江駅・昔の自動券売機。

こちらは昭和40年頃には現役だった、関東鉄道の自動券売機だそうです。
自分が子供の頃はたしかにこんな感じの券売機だったかも…
懐かしいような、こんなんだったかな……という疑問も一緒に湧いてきます。


関東鉄道騰波ノ江駅・仮眠スペース。

こちらは駅員用の休憩所兼仮眠スペースだそうです。
畳やテーブルの古さに時代を感じさせられます。
畳の上に乗ってみたいと思いましたが、テーブルだけではなく畳も古くなっていて危険らしく、眺めるだけとなりました。


関東鉄道騰波ノ江駅・アイテムいろいろ。

騰波ノ江駅で使用されていた駅員用のアイテムも公開されていました。
警戒標識や駅名標など、このままオークションに出したら高値が付きそうなモノもあるかもしれません。


関東鉄道騰波ノ江駅・駅員スペース。

ふだんは駅員さんが座っている、こんなスペースまで開放されていました。
とはいえ、現在も仕事用に使用しているスペースなのですが、列車待ちの時間など、特に忙しくない時は駅員さんが席を離れてくれて、撮影ができました。
普段は絶対に見られないところなので、感動です。
なんだか、おいらは駅舎マニアなのかなぁ……と思ったりもしてきます。


関東鉄道騰波ノ江駅・スタンプなど。

騰波ノ江駅はの古い駅舎は7月8日から取り壊しになり、今年10月頃に新しい駅舎になるそうです。そのため、7月から急ピッチですが、映画のロケが決まったのだとか、そんな話を聞きました。

新しい駅舎では、現在の雰囲気を残しつつ、同じような形に仕上げるとのこと。
可能であれば今回展示した昔の自動券売機や警戒標識なども常設展示するスペースがあるといいなぁと個人的に思います。

いろいろと見て回っていたら、下館駅からの電車がやってきました。
ということは、そろそろ下館行きの電車もやってくるので……ホームに戻ることにしました。

※騰波ノ江駅
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◆騰波ノ江駅ぶらり旅
さよなら木造駅舎の旅【目次】



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