旧大社駅でしばしのひと時をすごした後、時計を見てみると12:30を指していました。
このまま昼食を食べたりしてまったりするのもいいけれども、あと2時間を潰すにはちょっと観光スポットが少なすぎます。
出雲大社周辺には意外と見るところがありません。
一応見るところはあっても個人が行っている写真展ぐらいで、クーラーが掛かっておらずサウナ状態の中写真を見るのは地獄にも等しかったりして、結構厳しいです。
しかし、バスなどを使えばちょっと遠出をして稲佐の浜や日御碕灯台にも行けるのですが、バスの本数は1時間に1本程度。
出雲大社の本殿拝観時間に間に合うよう動くのであれば、ぱっと行ける範囲で観光をすることにしました。
ちょうど日御碕行きのバスがやってきたので、それに乗って日御碕灯台を目指すことにしました。

出雲大社を過ぎ、しばらく進むと稲佐の浜という海水浴場が見えてきました。
「日本の渚百選」に選ばれるほどの美しい浜辺で、バスはその浜辺を通過し、そのまま海岸線に沿って日御碕に向かいます。
途中ぐねぐねと道が蛇行しながら進みますが、景色は最高でした。

バスに揺られること約20分。
終点の日御碕(ひのみさき)バス停に到着しました。
バス停前の売店ではサザエのつぼ焼きが売られていたりと海の家モードだったのですが、このあたりからは海を見ることが出来ないのはちょっと残念です。
出雲大社の拝観時間に間に合うバスを調べてみると…約30分後。
ここから日御碕灯台までは徒歩20分程度らしいので、今回は灯台に向かうことは断念しました。

日御碕バス停前には天照大神を祀った日御碕神社がありました。
日御碕神社は別名「日沈の宮(ひしずみのみや)」とも呼ばれ、「日の本の夜を守る」神社なのだそうです。
神社に参拝して、辺りをぶらついていました。
あっという間の20分。
出雲大社に戻るバスに乗り込む途中、タクシー乗り場がありました。
バスに乗ったら14:00頃に出雲大社前に到着するのですが、タクシーに乗ればあと30分はここに滞在できる…
世の中ゼニや!
悩んだ末今回は諦めましたが、本当に「時は金なり」ということを肌で感じました…
※日御碕神社
住所:島根県出雲市大社町日御碕TEL:0853-54-5261
◆出雲・松江・境港旅行
→神話と湖と妖怪と。【目次】
※ 当サイトの各種サービスをその利用規約等で定める範囲内でご利用いただく場合や、著作権者の許諾なく著作物を利用することが法的に認められる場合を除き、無断で複製、公衆送信、翻案、配布等の利用をすることはできません。また、利用が認められる場合でも、著作者の意に反した変更、削除はできません。記事を要約して利用することも、原則として著作権者の許諾が必要です。
※ 当サイトの情報は執筆当時の情報を元にしているため、現在の内容とは異なる場合があります。